「信じられないほど解放的だった」ギレルモ・デル・トロ版『フランケンシュタイン』怪物、特殊メイクに10時間

ギレルモ・デル・トロ監督・脚本による、Netflix映画『フランケンシュタイン』で怪物役を演じるジェイコブ・エロルディいわく、およそ10時間にも及んだ特殊メイクは「信じられないほど解放的だった」という──。
本作はメアリー・シェリーの古典的傑作小説『フランケンシュタイン』を原案とするデル・トロ悲願のプロジェクト。才能に恵まれるも尊大なヴィクター・フランケンシュタイン博士が、恐ろしい実験によってある怪物に命を吹き込むが、博士と悲劇の怪物を待つのは破滅への道だった……。科学者ヴィクター・フランケンシュタイン役を『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザックが演じる。
『Saltburn』(2023)や『プリシラ』(2023)で知られるエロルディは、米Deadlineに対し、特殊メイクのプロセスについて「10時間かけて自分を解放して、別の存在になるような感覚。とても大きな安堵を感じました」と語っている。通常であれば、長時間じっと座ってメイクを施されるのは苦痛に感じてもおかしくないが、エロルディにとっては自身を解放できる時間となったようだ。
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特殊メイクを手がけたのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)や『ナイトメア・アリー』(2021)などでデル・トロとタッグを組んできたマイク・ヒル。怪物のデザインについては「過去の映画版の繰り返しを避ける」ため、「映画ではなく文学を参考にした」という。「そして何よりも、これはデル・トロによる解釈なのです」。
出演者はアイザックとエロルディのほか、『X エックス』シリーズのミア・ゴス、『イングロリアス・バスターズ』(2009)のクリストフ・ヴァルツ、『西部戦線異状なし』(2022)のフェリックス・カメラー、「スター・ウォーズ:アソーカ」(2023-)のラース・ミケルセン、『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・ブラッドリー、「スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年」(2021-2023)のクリスチャン・コンヴェリー、『Mank/マンク』(2020)などの名優チャールズ・ダンス。
Netflix映画『フランケンシュタイン』は2025年11月7日より独占配信。10月24日から一部劇場で公開される。





























