ギレルモ・デル・トロ版『フランケンシュタイン』11月7日配信決定 ─ 10月24日から劇場公開も

ギレルモ・デル・トロ監督・脚本による、Netflix映画『フランケンシュタイン』が2025年11月7日に独占配信されることがわかった。これに先がけ、10月24日には一部劇場での公開が決定している。
本作はメアリー・シェリーの古典的傑作小説『フランケンシュタイン』を原案とする、デル・トロ悲願のプロジェクト。科学者ヴィクター・フランケンシュタイン役を『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザック、怪物役を『プリシラ』(2023)のジェイコブ・エロルディが演じる。
現時点で日本国内の公開規模などは不明。Netflix Japanの公式Instagramアカウントには「続報をお楽しみに」と綴られている。
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才能に恵まれるも尊大なヴィクター・フランケンシュタイン博士(オスカー・アイザック)が、恐ろしい実験によってある怪物(ジェイコブ・エロルディ)に命を吹き込むが、博士と悲劇の怪物を待つのは破滅への道だった……。
監督・脚本を務めたデル・トロは、本作を「子どもの頃から、50年間にわたり思い描いてきた映画。20年、25年前から作ろうとしてきました」と語っていた。「数十年もの間、このキャラクターは私の魂と一体となっていました。ある意味で自伝のような映画です。これほど個人的な作品はありません」。
『フランケンシュタイン』をNetflixが手がけることが判明して以来、劇場公開の有無はファンにとって最大のポイントだった。2025年6月にティザー予告編が公開されるや、「ぜひ劇場公開を!」とのコメントが多数寄せられていたのである。
今回の決定にあたり、デル・トロはXにて、公式アカウントが投稿したポスタービジュアルを引用するかたちで「劇場公開日も含まれています」と記した。
出演者はオスカー・アイザック、ジェイコブ・エロルディのほか、『X エックス』シリーズのミア・ゴス、『イングロリアス・バスターズ』(2009)のクリストフ・ヴァルツ、『西部戦線異状なし』(2022)のフェリックス・カメラー、「スター・ウォーズ:アソーカ」(2023-)のラース・ミケルセン、『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・ブラッドリー、「スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年」(2021-2023)のクリスチャン・コンヴェリー、『Mank/マンク』(2020)などの名優チャールズ・ダンス。
Netflix映画『フランケンシュタイン』は2025年11月7日より独占配信。10月24日から一部劇場で公開される。
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