『アナと雪の女王3』製作決定 ─ 世界的大ヒットシリーズ、4年ぶり続編発表

ディズニー映画『アナと雪の女王』シリーズの第3作(タイトル未定)が製作されることがわかった。2023年2月8日(米国時間)、ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOが収支報告会にて発表した。
『アナと雪の女王』は、2013年の第1作が全世界興行収入12億8,080万ドル、2019年の第2作が同じく世界興収14億5,002万ドルを記録した大ヒットシリーズ。アンデルセン童話『雪の女王』にインスパイアされた、アレンデール王国の王女・エルサと妹・アナの物語は、魅力的な主題歌とともに大きな支持を獲得。両作ともに日本でも大ヒットとなった。
第1作は第86回アカデミー賞で長編アニメ映画賞および歌曲賞(「レット・イット・ゴー」)を、第2作は第92回アカデミー賞で歌曲賞(「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」)を受賞。シリーズは長編映画のみならず、短編映画やディズニー・オン・アイス、ブロードウェイ・ミュージカルなどさまざまに展開している。
続編のストーリーや、前作から続投するキャスト・スタッフについては現時点で未発表。アナ役のクリステン・ベル、エルサ役のイディナ・メンゼル、クリストフ役のジョナサン・グロフ、オラフ役のジョシュ・ギャッドは欠かせないと思われるが、続報の到着が待たれる。本作について、アイガーCEOは「すぐに新たな情報をお知らせします」と語った。
このたびディズニーは『アナと雪の女王』第3作のほか、『トイ・ストーリー』第5作や『ズートピア』続編企画もあわせて発表している。これらの戦略について、アイガーCEOは「我々が唯一無二のブランド&フランチャイズに取り組んでいく最高の事例」だと述べた。
なお『アナと雪の女王』第1作の日本語吹替版では、エルサ役を松たか子、アナ役を神田沙也加、オラフ役をピエール瀧が担当した。しかしながら、のちにオラフ役はピエール瀧から武内駿輔へと交代。第3作では、2021年に逝去した神田に代わり、アナ役にも新たな声優が起用されるとみられる。
映画『アナと雪の女王』第3作(タイトル未定)の公開時期は未定。
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Source: The Hollywood Reporter