『ワイスピ10』邦題、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』に決定 ─ 5月19日、日米同時公開へ

人気カーアクション映画『ワイルドスピード』最新作となる第10作『Fast X(原題)』の邦題が、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』となることが正式に決定した。ファイヤーがブーストである。
あわせて、2023年5月19日にメインシリーズ初の日米同時公開を果たすことも決定した。
『ワイスピ』シリーズといえば原題が意外と簡素な一方、独自の大胆な邦題が度々話題となっており、海外でも「もはやジャパニーズ・タイトルの方が作品にマッチしていてわかりやすい」と見られることもある。
例えばシリーズ第9作『The Fate of the Furious』の邦題は『ICE BREAK』だったが、なぜなのかといえば、それはもうアイスがブレイクするからであり、前作『F9』の邦題が『ジェットブレイク』だったのは、ジェットでブレイクだからに他ならないのである。ということは、最新作『ファイヤーブースト』は、ファイヤーがブーストするスッゴい映画になるということで、これはもう間違いないのだ。それ以上は何も言うまい。
また、『ワイスピ』シリーズはこれまで日本公開が本国より遅れるのが常だったが(スピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は除く)、本作では初めて日米同時公開に。『ファイヤーブースト』は『ワイスピ』完結篇の前編であるから、シリーズ終了に向けた極めて重要な物語が展開されるはず。日本のファンもようやく、ネタバレに気を使わずファイヤーをブーストできることとなった。
最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の予告編は、現地時間2月10日に全世界解禁されることがすでにアナウンスされている。主演のヴィン・ディーゼルも自身のInstagram(@vindiesel)で「We’re almost there…We can’t wait to share a taste of what’s coming…(もうすぐだ…何が来るのか、この体験をシェアするのが待ちきれない…)」とコメント。日本では予告編の解禁を記念して、「全世界一斉解禁!ワイスピ最新予告を皆でみよう!生配信」も実施決定だ。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は2023年5月19日、全国公開。
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