『ワンダーウーマン』ガル・ガドット、カストロと親交深かった女性ジャーナリスト描く映画製作へ ─ 出演の可能性も

映画『ワンダーウーマン』(2017)『ジャスティス・リーグ』(2017)のガル・ガドットが、キューバの革命家で元指導者のフィデル・カストロと親交の深かった女性ジャーナリストを描く映画(タイトル不明)にプロデューサーとして参加することが分かった。監督およびキャスティングは明らかにされていないものの、ガドットが出演する可能性もあるという。
今作はピーター・コーンブルー記者が米Politico誌にて発表した、米ABC局初の女性レポーターであるリサ・ハワードについての記事を映画化するもの。ハワードは1962年のキューバ危機の後、秘密裏に米国とキューバの連絡経路を確立した人物だ。この記事ではハワードとカストロがかつて「親密な関係」にあったことも明かされている。なおハワードは1965年、鎮痛剤の過剰摂取により死去している。
プロデューサーにはガドットのほか、彼女の夫であるヤロン・バルサノ、そしてワーナー・ブラザース・ピクチャーズの元重鎮で、現在は映画製作会社Kroll & Co. Entertainmentを所有するスー・クロールも製作に加わる。ガドットはこの度の映画化にあたり、以下のコメントを発表している。
「最初にピーターの記事を読んだとき、いちかばちかの賭けの中にいる複雑で魅力的な女性のゾクゾクするような話、そして実際に起こったドラマにうっとりしました。これは参加しなければ、リサ・ハワードの物語をクリエイティブに伝えなければと直感したんです。スーと共にこの映画をプロデュースできることにわくわくしています。」
なおガドットは現在『ワンダーウーマン2(仮題)』の準備中。こちらも冷戦期が舞台の物語になるといわれている。
Sources: Variety, Deadline, Politico