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X-MENスピンオフ『ガンビット』3度目の監督降板で公開延期へ ― チャニング・テイタム主演、2019年夏休み映画に

チャニング・テイタム
Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/6851535588/ )

映画『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『ガンビット(原題:Gambit)』からゴア・ヴァービンスキー監督が降板したことがわかった。これに伴い、20世紀フォックス社は本作の米国公開日を2019年2月14日から同年6月7日へ延期すると発表している。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作(2003-2007)で知られるヴァービンスキー監督が、『ガンビット』で監督を務めると報じられたのは2017年10月のこと。米Deadlineによれば、降板の理由は監督のスケジュールだったといい、友好的な形で離脱するに至ったという。

しかしながら、『ガンビット』から監督が降板するのは今回が3度目となる。2015年10月にルパート・ワイアット監督が、2016年8月には後任者のダグ・リーマン監督がプロジェクトを去っているのだ。その後、2017年夏に製作の本格始動が伝えられ、監督が就任、キャスティング作業も進行していた。ところがヴァービンスキー監督が降板したことで、2018年2月~3月に始まるといわれた本撮影を間近に控え、製作は再びストップせざるを得なくなってしまったのである。

The Hollywood Reporter誌によれば、20世紀フォックスは現在ヴァービンスキー監督の後任者を探している状況だといい、予定通りに撮影が始まるかどうかはわからない。映画の関係者によると、『ガンビット』は「超コメディタッチの強盗映画」であり「夏のマーベル映画としてふさわしい」そうだが、こんな状況になってしまった以上、どことなく無理矢理なポジティブさを感じてしまうコメントだ。

なお、主演・製作を務めるチャニング・テイタムは今後もプロジェクトに残留する。2015年から自身が強く望んできた企画だけに、もはや気の毒としか言いようがない……。

映画『ガンビット』は2019年6月7日に米国公開予定

Sources: http://deadline.com/2018/01/gambit-movie-gore-verbinski-leaves-director-1202240851/
https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/deadpool-2-gambit-new-mutants-get-new-release-dates-1073560
http://variety.com/2018/film/news/gore-verbinski-exits-channing-tatum-gambit-1202661312/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/6851535588/ )

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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