アンドリュー・ガーフィールド、スパイダーマン再演は「またパーティーに呼んでもらえた」「やり残した気持ちあった」

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)でスパイダーマン役奇跡の再演を果たしたアンドリュー・ガーフィールドが、米Varietyでデッドプール役のライアン・レイノルズと特別対談。レイノルズに「スパイダーマン役を再演した時は、どんな気持ちだったの?」と尋ねられると、役に戻った心境をリアルに振り返っている。
辛くも『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)でシリーズ打ち切りとなっていたガーフィールドは、『ノー・ウェイ・ホーム』でマルチバースのスパイダーマンとして復活。トム・ホランドやトビー・マグワイアと共に、スパイダーマン“3兄弟”の次男坊を担った。

復帰できたことについて「本当に素敵なことでした」と答えるガーフィールドは、スパイダーマン役について長年「やりきっていない、という気持ちがありました」と吐露。その思いについて、「パーティーに招待されたのに、そのパーティーが思っていたよりちょっと早めに終わってしまった感じ」と例えている。
『ノー・ウェイ・ホーム』のオファーがあってから、役や物事について様々に向き合ったというガーフィールド。「パーティーに招待されない」と感じる数年間だったというが、「振り返ってみれば、とても感謝しています。魂の仕事という感じです」と満足げに語っている。エイミー・パスカルから再演オファーを受けた際は「またパーティーに招待してもらえた」と感じたそうだ。
幼少期から慣れ親しんでいたスパイダーマンがいかに自分にとって重要であったかとガーフィールドが話すと、レイノルズは「君はアメイジングなスパイダーマンだった。心の底から」と、劇中のセリフを引用しながら称賛。「滑らかで、面白くて、コメディと哀愁が混じり合った、10代ならではの感じというか……、とにかく素晴らしかった」と讃えた。
『ノー・ウェイ・ホーム』で主人公役として物語をまとめたトム・ホランドについて「プレッシャーを抱えているようでした」と振り返る兄ガーフィールド。この映画では、作品の内外で3人のブラザーシップが評価を大きく支えることになったが、「兄弟をサポートしていると純粋に感じられることは、とても素晴らしいことだった」と感慨深げ。「スパイダーマン・サポート・グループ」というまだ誰も手にしたことのない機会を得たことで、「スパイダーピープルだけにしかできない、僕たちならではのダイナミズムとは何だろう」と考えたという。
三男坊トム・ホランドが以前語っていたところによれば、兄弟たちは撮影終了後も『スパイダーボーイズ』という名のグループチャットで繋がっており、時々近況報告をしあっているそう。素晴らしいスパイダー兄弟と出会えたことで、ガーフィールドとしてはずっと終わらないパーティーのような心地だろう。
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Source:Variety