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名優ゲイリー・オールドマン、マーベル映画に出演希望「息子が出てほしいって言うんですよ!」

ゲイリー・オールドマン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/13925515511/

数々の映画でその個性と実力を存分に発揮する名優ゲイリー・オールドマンが、ついにマーベル映画に逆オファーを出した。
2018年1月21日(米国時間)、第24回全米映画俳優組合賞のレッドカーペットに登場したゲイリーは、マーベル映画への出演意欲を、米People誌に対してストレートに語っている。

ゲイリー・オールドマン、子煩悩な名優

4度にわたる結婚・離婚を経て、2017年にジゼル・シュミット氏と5度目の結婚を果たしたゲイリーには、現在3人の息子がいる。一人は1989年生まれ、あとの二人はティーンエイジャーだ。ゲイリーがマーベル映画への出演を希望するのは、息子の強い希望によるもののようである。

「マーベルは僕を呼んでくれませんね。でも、みんながその話をしてくれて、もしも彼らが僕に気をかけてくれたら……。息子が出てほしいって言うんですよ!」

マーベル・スタジオは、これまで多くの名優たちを映画に起用してきた。『アイアンマン』(2008)のジェフ・ブリッジスに始まり、『マイティ・ソー』シリーズのアンソニー・ホプキンス、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)のトミー・リー・ジョーンズ、続編『ウィンター・ソルジャー』(2014)のロバート・レッドフォード、『アントマン』(2015)のマイケル・ダグラス、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)のカート・ラッセル、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のマイケル・キートン……。しかし、未だ出演オファーはゲイリーのもとに届いていないようだ。

彼の息子のみならず、マーベル映画でゲイリーの演技を観てみたい、と考える映画ファンは決して少なくないだろう。いずれも重要な役柄を任されてきた名優たちは、その充実した演技でキャラクターに厚みを加え、映画全体を引き締めているのだ。ゲイリーの演技をもってすれば、新しい魅力が映画に加わることは間違いない。もしくは『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のジェフ・ゴールドブラムのように、俳優の知られざる一面が飛び出してくる可能性も……。
「みんながその話をしてくれて」と彼自身が語っているように、多くのファンがゲイリーの出演を求めれば、その声はきっとマーベル・スタジオに届くはずである(#MARVELFANSUNITEDの件を忘れてはならない)。

なおヒーロー映画ファンには十分周知の事実だが、かつてゲイリーはDCコミックス作品『ダークナイト』3部作(クリストファー・ノーラン監督)にてジェームズ・ゴードン警部補を演じている。しかし、同じくDC映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)に出演したローレンス・フィッシュバーンは、2018年公開『アントマン&ワスプ(原題:Ant-Man and the Wasp)』にてマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦するだけに、どうやら過去の出演歴はまったく関係ないようだ。

では、もしもゲイリーがマーベル映画に登場するとなれば、一体どのキャラクターがふさわしいだろうか? 想像するなら自由である、ぜひ今後の可能性に期待をふくらませることにしよう。

Sources: http://people.com/movies/sag-awards-2018-gary-oldman-marvel-movie/
http://comicbook.com/marvel/2018/01/22/gary-oldman-marvel-studios-movie/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/13925515511/ )

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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