『ジェントルメン』Fワードが乱れ飛ぶ特別映像 ─ マシュー・マコノヒー&チャーリー・ハナム&コリン・ファレルら豪華共演

マシュー・マコノヒー、コリン・ファレル、ヘンリー・ゴールディング、チャーリー・ハナム、ヒュー・グランドら豪華共演、ガイ・リッチー監督による原点回帰作『ジェントルメン』が、2021年5月7日(金)より全国公開される。この度、Fワード連発の特別映像が到着している。
女王陛下の国イギリス、紳士の街ロンドン。そのロンドン暗黒街で緊急事態が発生した。1代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キングのミッキー(マシュー・マコノヒー)が、500億円にも及ぶと言われる大麻ビジネスを、全て売却して引退するという噂に街は激震。噂を聞いて目の色変えたのが、ユダヤ人の強欲な大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィアにロシアン・マフィア、そして下町のチーマーたち。紳士の顔したワルたちが、500億円の利権を巡り、裏の裏のそのまた裏をかく、ダーティでスリリングな駆け引きを繰り広げていく。
公開された特別映像は、「猫の小便みたいな口臭だ」という紳士が使うにはあまりにも品のない台詞から始まる。本作で“紳士たち”が発する台詞について、マシュー・マコノヒーは「観客はこう言うだろう。“今、何て言った?”」といたずらっぽく笑う。「血が流れるぞジジイ」と罵られ、「流れるのはお前の小便だ」と返す、コリン・ファレルふんするコーチのイキな台詞回しは、無駄な争いを避けようという紳士的な対応と解釈できなくもない。
そして、「クソジジイめ!墓に小便してやる」と言い放つのは、世代交代を狙う若きチャイニーズ・マフィアにふんしたヘンリー・ゴールディング。ゴールディングは次のように語る。「“F”と“C”が付く言葉を役で言ったのは初めてだ。それも憎悪を込めてね」と明かし、「正直なところ、気持ちがすっきりする」と吐露。続けて、次のようにも明かす。「ガイが“カット”のあと“楽しんだろう?” 僕は“楽しすぎた”と(笑)」。そのほか、「こいつはPhuc。発音は“ファ・アック”」のようなギリギリセーフな Fワードもどきや、悪徳な私立探偵を演じたヒュー・グラントの「卑猥だな。気に入った」という台詞など、随所にちりばめられた下品な言葉の数々にも注目だ。
また決して、タイトルに騙されてもいけない。これは紳士の顔した一流の“ワルたち”による騙し合いであり、罵り合いなのだ。しかし、そんな罵り合いにもどこかユーモアとセンスがあるのは、ガイ・リッチーおよびキャストたちが楽しんでいるからに違いない。ぜひ、このシャレた台詞回しと、リズミカルな F ワードが飛び交う様を楽しんでほしい。
映画『ジェントルメン』は、2021年5月7日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。