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「ザ・ボーイズ」大学生スピンオフ「ジェン・ブイ」撮影前にみんなでカラオケ行って盛り上がる ─ ブラック・ノワール俳優も途中参加

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

「ザ・ボーイズ」シリーズ初の実写スピンオフ「ジェン・ブイ」が配信開始となった。ヴォート社が運営するゴドルキン大学を舞台に、ランキングのトップ争いにしのぎを削る大学生ヒーローたちの物語が描かれる。

ゴドルキン大3年のアンドレは、磁力を武器とするヒーローで、父親はスーパーヒーローのポラリティ。父が引退したらポラリティの名前を継ぐという大きな責任を背負っている。ある時、学校で何かが進行していることに気づいてしまったアンドレは、その謎を自分の手で解明しようとする。

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

そんなアンドレを演じたのは、26歳のチャンス・パードモ。2018年には、主演を映画『Killed by My Debt(原題)』で英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、注目の若手俳優だ。この度THE RIVERはパードモのオフィシャル・インタビューを入手。作品の中身から製作裏まで幅広く語ってくれている。撮影前にみんなでカラオケで楽しんだ日には、あの「ザ・ボーイズ」俳優も駆けつけてくれたのだとか。

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このインタビューはアメリカ俳優組合ストライキ前に取られたものです。

「ジェン・ブイ」アンドレ役チャンス・パードモ オフィシャル・インタビュー

©Amazon Studios

── あなたのキャラクターと父親との関係についてお聞かせください。

アンドレの父であるポラリティは大物スーパーヒーローです。“セブン”には届かなかったのですが、彼の名前はエンターテインメント性と現実的なスーパーヒーローの両方の面で、名声と威信を保っています。でもアンドレは、そんなこととは関わりたくない。彼は父親の影にいますが、そこから一歩踏み出したいんです。彼は自分の名前を使いたがりませんが、名前を使わざるを得なくなります。彼は魅力的で怠け者で、どんな責任も負いたくないと思っているんです。

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

── 個人的にこの作品のどんなところが好きですか?

本質的に哲学的な内容ではなく、社会的な作品であること。社会全体に語りかけるものでありながら、誰かが出した答えに対して罰を与えたり、非難したりしないところが好きです。だから、(劇中では)ヒーローになりたくない人もいるかもしれない。ただお金を稼ぎたいだけかもしれない、みたいな。

── 初めて撮影現場に入った時のことを教えてください。

スタッフの皆さんは本当に僕らの周りにこの世界を作り上げてくれましたし、このセットの中で演技できることはとても美しくて贅沢なことでした。“森”とかね。あそこには長くいられないです。不気味で。でも彼らは本当にとてもいい仕事をしてくれました。

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

── 「ザ・ボーイズ」のキャストは誰か会いましたか?

撮影が始まる直前、コリアンタウンに出かけてカラオケをしたのですが、ブラック・ノワール役のネイサン(・ミッチェル)が来てくれて、何曲か歌ったんです。彼もとても喜んでくれました。

ザ・ボーイズ シーズン3
©Amazon Studios

── 「ジェン・ブイ」を楽しむには「ザ・ボーイズ」を観ている必要があると思いますか?

答えはノーですね。でも観た方がずっと楽しめるはずです。

── 「ジェン・ブイ」は大学生たちを主人公に、現代の社会問題をいくつか取り上げています。ストーリーの中で、あなたの心に響いた部分は?

この物語の中で私が共鳴したのは、人間的な側面を如実に表しているところです。パワーがあろうとなかろうと、誰もが自分の持っているカードでベストを尽くすという普遍的な何かがあります。それは地球上のすべての人に当てはまることだと思います。親であろうと、子どもであろうと、仕事の事であろうと、人間関係であろうと関係なく、誰もが自分の持っているものでベストを尽くしている。あなたのベストは私のベストではなく、私はあなたのベストを評価しないかもしれない。この番組が特定のあり方に判断を下さないのは本当に素敵なことだと思います。人は人であり、登場人物は登場人物なんですから。

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「ジェン・ブイ」はPrime Videoにて独占配信中。毎週金曜日に1話ずつ配信。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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