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「ジェン・ブイ」性別を変えられるジョーダンって何者? ─ 能力名は「シフト」、キャスト2人は「性格が似てきた」

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

「ザ・ボーイズ」ユニバース初の実写スピンオフ「ジェン・ブイ」が配信開始となった。最強のヒーローチーム“セブン”加入への数少ない切符を掴み取るべく、ゴドルキン大学の学生ヒーローたちがトップ争いに明け暮れる。

なかでも競争心が強いのが、自分の性別を自在に変えることのできるユニークなパワーを持つジョーダン。トップに立つために手段を選ばないジョーダンは単なる嫌な奴というわけではなく、そのマイノリティな出自から繊細な生徒でもある。

そんなジョーダン役を2人で共有しているのは、ロンドン・ソアとデレク・リュ。THE RIVERが手に入れたオフィシャル・インタビューで、ソアとリュは二人一役で挑んだジョーダンのキャラクター性や撮影の舞台裏を語っている。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

このインタビューはアメリカ俳優組合ストライキ前に取られたものです。

「ジェン・ブイ」ジョーダン役 ロンドン・ソア

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

── あなたのユニークなパワーをどう呼べばいいでしょう?またどのように演じましたか?

私たちが持っているパワーは、シフトと呼ばれるものです。それは、戦いにおいても、人間関係においても、物語の色々な場面で発揮されます。大学での自分、成長する自分、自分自身を見つける自分という、ダイナミックで複雑な考え方が加わります。このキャラクターは素晴らしい武器を持っています。

── 誰かとキャラクターを共有するのはどんな感じですか?

デレクとキャラクターを共有するのは本当に簡単でした。初めて会ったとき、お互いに似たような考えを持っていて、すぐに意気投合したんです。私たち2人は、このキャラクターについてオープンに話し、お互いの意見を受け入れることができました。それで、このキャラクターを一から作り上げたのです。

幸運なことに、4カ月間一緒にトロントで足止めを食らったことで、お互いの性格が似てくることも発見できました。私たちの性格はかなり似ているので、そういうパートナーがいるのは素晴らしいことだと思います。

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

── 自分のキャラクターがヒーローであること、あるいはヒーローであるべき姿を体現することは重要だと思いますか?

ジョーダンとマリーが仲間外れになっていることが、とても興味深いことだと思います。彼らはヒーローになりたがっている2人のキャラクターで、これが世界の現実だと完全に楽観しています。彼らは“セブン”に入るために十分に努力してますし、“セブン”は人々を救う事が出来る。だからこそ、現実を直視し、“セブン”にあまり興味がなかったり、“セブン”に入りたくなかったりするキャラクターを見るのはとても楽しいです。アンドレはそういう責任には興味がなさそうですよね。

── 「ジェン・ブイ」と「ザ・ボーイズ」の世界をつなぐ組織について話しましょう。

ホームランダーと“セブン”の存在は、キャンパス内でとてもわかりやすいです。文字通りホームランダーの銅像が常に私たちを見下ろしているし、他のスーパーヒーローたちもみんな見ている。学校の大部分を占めていて、“これが君たちの目指すものだ ”というプロパガンダのように取り囲んでいる。それはすべてを包み込むもので、常にそこにあるんです。

ジェン・ブイ
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── 他のキャストたちとの相性はどうでしたか?

この作品は本当にキャストに恵まれています。この人たちと一緒に仕事ができて本当に幸せでした。共同作業をしたり、実際にストーリーや脚本、自分たちのシーンについて話し合ったりすることができて本当に素晴らしかったです。

デレク・リュ オフィシャル・インタビュー

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

── 多くの若い学生にとっての大学生活の狂気と放蕩の様子は「ジェン・ブイ」でどのように描かれていますか?

脚本がとても良いので、上手く描かれていると思います。今の時代の大学生ってどんな感じなんでしょうね。本作の登場人物たちは明らかにZ世代です。大学生であることがいかに非常識なことであるかがうまく表現されています。すべてがソーシャルメディアにアップされるのですから。だから10年前よりも、クレイジーなことをするほうが良いと思います。

── 「ジェン・ブイ」を楽しむにはザ・ボーイズ」を観ている必要があると思いますか?

そんなことはありません。その必要はないです。本作を観るだけで登場人物全員が好きになるでしょう。「待て待て、ここに何があるんだ?「ザ・ボーイズ」シーズン3のあのシーンを観ないと分からない?みたいなことは無いんです。「ザ・ボーイズ」を見ていなくても「ジェン・ブイ」を十分に楽しんでもらえるように、すべてが上手く作られているんですよ。

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

「ザ・ボーイズ」のキャストには会えましたか?

実際に会えました。なんとブランチに招待してくれたんです。みんなすごく喜んでくれて、歓迎してくれて、僕らを誇りに思ってくれました。友達のように接してくれて、“君たちはこれまでで最高の時間を過ごすことになるよ”みたいなことも言ってくれて、とてもクールな時間でした。こんな楽しい世界はないですね。ファンもとても素晴らしいです。きっと視聴者のみなさんも楽しい時間を過ごせると思います。ホントに「ザ・ボーイズ」の人たちはみんな素敵な人たちです。

── 本作で共演したキャストとの撮影現場の雰囲気はどうでした?

これまでの人生で最高の経験でした。このキャストの一員になれて本当に幸せ。毎日このセットにいることは、魔法のようでした。僕たちはリアルな人間関係を築いていて、それが画面に反映されるんです。脚本と連動した人間関係を築いているんですよ。(ケイト役の)マディが感情的になっているのを見ていたら、僕も感情的になっているし、(マリー役の)ジャズが動揺しているのを見ていたら、僕も一緒に動揺しているんですよね。

 ── この作品が誰が観ても楽しい作品になっている理由は?

それは、たくさんのハートがあるからですよ。人間関係が美しい。ストーリーに没頭し、キャラクターに没頭できる。そんな作品だからです。

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「ジェン・ブイ」はPrime Videoにて独占配信中。毎週金曜日に1話ずつ配信。

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THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

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