ジョージ・クルーニー64歳、もう映画でキスしない

ジョージ・クルーニーは『オーシャンズ』シリーズや『ゼロ・グラビティ』(2013)などハリウッドのトップランナーとして活躍を続けてきた。クライムアクション、SF、ロマコメなど様々なジャンルに出演してきたが、御年64歳となった今、もはやキスシーンはやめておこうと考えているようだ。
英Daily Mailのインタビューにて、クルーニーは「ポール・ニューマンがたどった道を進もうとしているんです。“OK、もう女の子とキスはしないぞ”って」と語った。きっかけとなったのは、60歳を迎えたときの妻との会話だったという。
「僕が言ったのは、“僕はまだ男の子たちとバスケットボールができるし、25歳の男の子とも遊べる”ということ。まだ大丈夫、体形もキープしている。“だけど、あと25年したら僕も85歳だ。グラノーラのバーを何本食べてるかは問題じゃない、これはリアルな数字だよ”って。」
クルーニーがブレイクした「ER緊急救命室」のダグ・ロス医師役は、小児科医としての正義感と信念に満ちているが、女性関係にはトラブルが絶えない役どころだった。ミシェル・ファイファー、ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、レネー・ゼルウィガーら数々の女優らとスクリーンでのキスシーンを披露してきたこともあり、今もプレイボーイのイメージが残っているところもあるのだろう。
しかし、クルーニーのキスシーン封印宣言には納得感もある。ノア・バームバック監督最新作『ジェイ・ケリー』では主人公のジェイ・ケリー役を演じ、クルーニー本人を彷彿とさせるスター性やユーモア、ウィットとともに、等身大の悩みにぶつかる人物像を表現した。“女性にモテる”男性像というよりは、ジェイ・ケリーの人間くささがチャーミングな本作はクルーニーの新たな代表作となるだろう。
ちなみに、クルーニーがロールモデルとして提示したポール・ニューマンも、端正なルックスで絶大な人気を博したが、『ハスラー2』や『メッセージ・イン・ア・ボトル』『ロード・トゥ・パーディション』など晩年の出演作ではより豊かな情感や渋みを増し、今も記憶される存在だ。
落ち着いたペースで俳優業に取り組んでいるクルーニーだが、今後はどのような役柄を演じることになるだろうか。2026年に撮影開始となる『オーシャンズ』最新作では、そのキャラクター性に変化が生じているかにも注目したい。
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Source:Daily Mail



























