【レビュー】最高のサマームービー『ゴースト・バスターズ』4つの魅力とは
「ゴースト・バスターズ」って?
そんな名作「ゴースト・バスターズ」が誕生から32年の時を経て、2016年夏、復活したのです!今回は続編ではなく、基本設定を継承しつつキャストは一新した”リブート”という形になりました。日本でも8月19日から全国で公開となります。筆者はすでに先行上映期間に鑑賞済み!というわけでみなさんにリブート版「ゴースト・バスターズ」の魅力をお伝えしたいと思い、レビューをまとめました。ネタバレなしなので、ぜひ気軽にご覧ください。
「ゴースト・バスターズ」の斬新さとその魅力とは
1.オリジナルと男女逆転!可愛すぎる”おばさん”ゴースト・バスターズ
本作の主人公はコロンビア大学で心霊現象について研究を重ねる素粒子物理学者のエリン・ギルバート。彼女は学者としてのキャリアアップに燃えていたのですが、かつて旧友のアビーと書いた幽霊研究本の存在が明るみに出て大学側の知るところとなり、教授の職を解かれてしまいます。やがてエリンは、自らの研究を進めて幽霊の存在を証明するため、アビーとその友人のホルツマンと共に「ゴースト・バスターズ」を結成、パティとケヴィンもメンバーに迎えて、NYで多発する幽霊出現事件の真相を追うことになる...というのが主なあらすじ。
「ゴースト・バスターズ」のメンバーたちは上の写真を観てもらえばわかる通り、いかにもサエないおばさんたち。左から順にアビー(メリッサ・マッカーシー)、ホルツマン(ケイト・マッキノン)、エリン(クリステン・ウィグ)、パティ(レスリー・ジョーンズ)です。左の三人は科学者。いわゆるリケジョです。いちばん右のパティは途中から参加する地下鉄で受付をやっている女性。余談ですが、この配分はそのままオリジナル版と同じだったりします。演じるキャストはみんなアメリカではコメディの分野で活躍する人気女優です。しかし一部映画ファンの間でメリッサ・マッカーシーやクリステン・ウィグの名前が知られているとはいえ、日本における彼女たちの知名度はほぼ皆無でしょうね。
「ゴースト・バスターズ」の彼女たちの魅力を言葉で説明するのはなかなか難しいのですが…、ひとことで言い表せば「可愛い」です。おばさんだよ?とお思いの方も多いでしょう。しかし、嬉しいときは思いっきり喜びを表現し、興味のあることに全力で取り組み、大はしゃぎしながらオバケ研究をするさまはまるで少女をみているようです。無邪気で素直で、ちょっぴりお茶目な彼女たちのキャラクターに必ず魅了されることでしょう。とくにイケメンの前では急に口下手になるエリンとか、とにかく足癖が悪いホルツマンとか、例をあげたらキリがないんですが、4人のおばさんたちが愛おしく思えてくること請け合いです。
オフィスの受付を自ら志願するケヴィン(クリス・ヘムズワース)も癖がありすぎるぐらい強烈なキャラクター。自己スレスレの脳筋おバカっぷりを披露しています。覚悟しておいてください笑
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