そのサービス精神はエンドロールまで抜かりなし!リブート版映画『ゴーストバスターズ』レビュー

1984年の12月に公開され、『グレムリン』や『ゴジラ(1984)』を相手に大ヒットを飛ばした『ゴーストバスターズ』
1989年には続編が公開され、これまでにもさらなる続編やリメークの噂も多々挙がった。そして、前作の製作・監督のアイヴァン・ライトマンがプロデューサー、脚本・出演のダン・エイクロイドが製作総指揮に加わり、ついに再起動(リブート)という形で蘇った新たな『ゴーストバスターズ』が日本に上陸する。

前作ではビル・マーレー、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス(2014年に逝去)、アーニー・ハドソンという男性4人組だった“ゴーストバスターズ”が、今回はクリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズという女性4人に変更された。
そして、彼女たちのオフィスで秘書となるケヴィンを演じるのがクリス・ヘムズワースで、ダメキャラのコメディーリリーフかと思いきや、クライマックスでは思わぬ形と登場するなど、見どころも満載だ。

物語はウィグ演じるコロンビア大学で教鞭を取る物理学者のエリンと、マッカーシー演じるヒギンズ科学大学の研究室で超常現象を研究するエリンの高校の同級生アビーと、マッキノン演じる相棒のホルツマンが超常現象の調査会社を設立し、さらに、地下鉄でのゴースト事件をきっかけにジョーンズ演じる地下鉄の女性職員パティが加わって“ゴーストバスターズ”としての活動が始まる。彼女たちはさまざまなゴーストと遭遇するが、ついに最大の強敵が立ちはだかる。

本作ではオリジナル版のキャストがさまざまな役柄で顔を見せたり(どんな役かは本編をご覧いただきたい)、名作映画のパロディーが登場したり、オリジナル版へのオマージュも織り交ぜられ、とにかくサービス精神旺盛だ。レイ・パーカーJrのあの主題歌も、本人歌唱のオリジナルのほかにも、ぺンタトニックスやフォール・アウト・ボーイfeat.ミッシー・エリオットなど、21世紀の人気アーティストによるカバーバージョンとして劇中で流れる。
オリジナル版を全く知らなくても楽しめるが、できればリブート版を観る前にオリジナル版2作をチェックしておけば2倍も3倍も楽しめること請け合い。そして、エンドロールが流れても途中で席を立たないでいただきたい。いつもならただ流れているだけのエンドロールだが、今回はエンドロールまで手を抜かないというこだわりぶり。

新たによみがえった『ゴーストバスターズ』。これだけ楽しませてくれたら爽やかな気持ちで映画館を出られるはずだ。

劇場に出かける前にゴーストバスターズを予習しておこう!

About the author

小学館のテレビ雑誌『テレパル』の映画担当を経て映画・海外ドラマライターに。小さなころから映画好き。素晴らしい映画との出会いを求めて、マスコミ試写に足しげく通い、海外ドラマ(アメリカ、韓国ほか)も主にCSやBS放送で数多くチェックしています。

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