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『ゴーストバスターズ』ウィンストン役が撮影前夜に直面したトラブルとは? ─ 「すごくショックだった」

アーニー・ハドソン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/38386490301/

1984年公開の映画『ゴーストバスターズ』では、撮影開始直前に脚本の見直しが行われ、これに伴ってメインキャストの1人がトラブルに直面していた。2019年のドキュメンタリー作品『Cleanin’ Up the Town: Remembering Ghostbusters』では、本人が当時の様子を振り返っている。

突然のトラブルに見舞われていたのは、4人組「ゴーストバスターズ」のメンバーであるウィンストン・ゼドモアを演じたアーニー・ハドソン。ウィンストンはゴーストバスターズに一番最後に加入したメンバーだった。ハドソンによると、本編開始40分あたりで初登場したウィンストンは元々は序盤に登場する予定だったという。ハドソンは振り返る。

「誰だったか、脚本を届けてくれました。撮影開始の前夜とかでしたね。僕が泊まっていたホテルに届けてくれて。あのキャラクター、本当は(脚本の)6ページ目くらいで登場する予定だったんですよ。でも68ページ目になってしまって。これを受け入れるのはすごくキツかったです。そのあとはたくさん格闘しました。すごくショックでしたよ。だって、3週間もリハーサルをしたんですから。

6ページ目というから、本来であればウィンストンは本編開始10分以内にも登場する予定だったのだろう。この突然の変更の知らせを受け取った翌朝、撮影現場に足を運んだハドソンは、現場のスタッフから映画に出ていることを認識されていなかったといい、アイヴァン・ライトマン監督に事情を話しに行こうとしたという。

しかしハドソンいわく、スタッフは「僕が関わっていることを知らなかったから、(現場に)入れてくれなかった」のだとか。この出来事について、ハドソンは当時を振り返り、「少しストレスを抱えながらのスタートでした。なんとか上手くいきましたけどね」と笑いながら語った。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。