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リドリー・スコット監督『グラディエーター』続編企画が進行中

グラディエーター
© DreamWorks SKG Photo: Jaap Buitendijk 写真:ゼータ イメージ

巨匠リドリー・スコット監督とラッセル・クロウのタッグで、第73回アカデミー賞作品賞ほか数多くの賞に輝いた映画『グラディエーター』(2000)の続編企画が進行していることがわかった。米Deadlineが報じている。

『エイリアン:コヴェナント』(2017)や『ゲティ家の身代金』(2017)など幅広い作風でコンスタントに新作を発表し続けているリドリーは、ただいま自身初のテレビシリーズ監督作品となる「Raised by Wolves(原題)」の製作中。そのかたわら、かつて生み出した傑作を甦らせようとしているという。

報道によれば、企画されている『グラディエーター』続編映画は、ラッセルが演じた主人公マキシマスではなく、コニー・ニールセンの演じたルシッラの息子ルキウスを描くものになるとのこと。ホアキン・フェニックスが演じたコモドゥスの甥にあたる人物で、『グラディエーター』ではマキシマス、コモドゥス、ルシッラの関係性が大きく取り扱われていた。“その後”のルキウスを中心に据えて、一体どんな物語が描かれるのだろうか。

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2018年11月2日現在、『グラディエーター』続編企画はリドリー本人と、リドリーの製作会社Scott Free Productionsが主導しているとのこと。脚本は『ザ・タウン』(2010)や『ホース・ソルジャー』(2018)、『トップガン2(仮題)』(2020)のピーター・クレイグが執筆し、監督はリドリー本人が務める意向だという。
なお、『グラディエーター』でルキウス役を演じたスペンサー・トリート・クラークの再登板については明かされていないが、スペンサーのキャリアを鑑みれば、キャスティングの変更が行われる可能性は高そうだ。

『グラディエーター』続編の製作は米パラマウント・ピクチャーズが担当し、ユニバーサル・ピクチャーズも共同出資するとのこと。現時点で、前作を手がけたドリームワークスが再び関与するとは伝えられていない。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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