『グラディエーター』続編、主演俳優のキャスティングが進行中 ─ 監督リドリー・スコットも準備万端か

リドリー・スコット監督、『グラディエーター』(2000)の続編企画は現在、主演俳優のキャスティングのフェーズにあるようだ。米PuckNewsが報じている。
『グラディエーター』といえば、ローマ帝国時代を舞台にラッセル・クロウ演じる復讐に燃える剣闘士の死闘を描き、アカデミー賞作品賞をはじめ世界中の映画賞を総なめにした名作だ。この続編企画は2018年11月に初報が伝えられたもので、主人公は前作のマキシマス(ラッセル・クロウ)ではなく、コモドゥス(ホアキン・フェニックス)の甥にしてルシッラ(コニー・ニールセン)の息子、ルキウスになる見込みとされていた。物語の舞台は前作の25~30年後になるとのことだ。
スコットは監督・脚本も自らが務めると2021年11月に宣言しており、2023年5月に撮影開始を予定している。現在は主演を務める俳優を探している段階だという。これまで幾度となく企画が立ち上がってきた後にいよいよ実現する続編であり、スコットのフルコミットも約束されているだけに、どの俳優に白羽の矢が立つか要注目だ。
スコットは間もなく撮影開始となる『エイリアン』新作映画にプロデューサーとして参加するほか、『グラディエーター』以来のタッグとなるホアキン・フェニックス主演映画『Napoleon(原題)』(2023年春配信予定)でも監督・脚本を務めており、依然としてハイペースで映画製作に携わっている。「『Napoleon』が終了したら、グラディエーター続編への準備はできています」と英Empire Onlineでも明かしていたため、いよいよプロジェクトが本格的に進行する見込みだ。
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Source:PuckNews,Collider,MOVIEWEB