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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』マディソン役ミリー・ボビー・ブラウンから指令「映画館で体験すべき」

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
© 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で少女マディソン役を演じたミリー・ボビー・ブラウンから、全世界の観客に重要な指令が届いた。

ハリウッド版『ゴジラ』第2弾となる本作は、2019年5月18日(土曜日)にワールドプレミア上映が開催された。会場にはマディソンの父親マーク役のカイル・チャンドラー、母親エマ役のヴェラ・ファーミガのほか、芹沢猪四郎博士役の渡辺謙、バーンズ曹長役のオシェア・ジャクソン・Jr.らが登場している。

「大スクリーンで体験するべき」

The Hollywood Reporterによれば、ミリーはプレミア会場にて、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を映画館で観てほしいと改めて訴えたという。

「圧倒的でスリリングな映画体験ですので、大スクリーンで体験するべきです。撮影は本当に楽しかったんですよ。映画館で観ていただければ、みなさんも私たちと同じ感覚を味わってもらえると思います。とにかく本当に楽しかったんですから。」

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』には、予告編でも確認できるように、ゴジラやモスラ、ラドン、キングギドラという東宝映画の至宝が一堂に会する。多くを明かさずにいえば、予告編の映像をあっさりと超えるスペクタクルが観客には待っているのだ。なるべく事前の映像を目に入れることなく、なるべく大きなスクリーンを選んで観てほしい。ミリーの指令に背くべからず…!

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
© 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.

ワールドプレミアでは、父親役を演じたカイルが『ゴジラ』シリーズに参加できた喜びを語り、キャスト・スタッフの仕事ぶりを絶賛。また、長年にわたってゴジラの大ファンだというオシェアは、製作されたゴジラの皮膚に触れることができたことへの興奮を語った。「子どもの頃を思い出しても、ゴジラに触れるなんて思ったことは一度もありませんでした。しかも、ちょうどその日に娘が生まれたんです。僕にとっては本当にとんでもない一日でしたね」。

なお渡辺謙は、前作『GODZILLA ゴジラ』(2014)に続いて、本作に『ゴジラ』シリーズの歴史を背負った“芹沢猪四郎”なる役柄で出演。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が、いわゆる「モンスター・ムービー」にとどまらない社会性を帯びた作品であることを強調した。

「ゴジラ映画には深いテーマがあります。それぞれの時代に、それぞれの恐怖のようなものがある。たとえば、核爆弾や冷戦といった社会問題ですね。そして21世紀、私たちは自然災害について考える必要が生じています。この怪獣は自然災害の象徴でもある。コントロールすることはできませんが、それでも私たちはこの星で生きていかなくていけないんです。」

本作では『GODZILLA ゴジラ』(2014)から5年後を舞台に、復活した神話時代のモスラやラドン、キングギドラといった怪獣とゴジラとの戦い、そして引き起こされる世界の破滅を阻止しようとする特務機関モナークの活躍が描かれる。監督は『X-MEN2』(2003)『スーパーマン リターンズ』(2006)の脚本で知られ、東宝怪獣映画への愛情を公言するマイケル・ドハティが務めた。

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は2019年5月31日(金)全国ロードショー

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公式サイト:https://godzilla-movie.jp/

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Source: THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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