『ロード・オブ・ザ・リング』ゴラム映画と『死霊のはらわた』新作の米公開日が決定

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズとニュー・ライン・シネマが『ロード・オブ・ザ・リング』の新作映画『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題:Lord of the Rings: The Hunt for Gollum)』の米国劇場公開が2027年12月17日、『死霊のはらわた ライジング』(2023)に続く新作が2026年7月24日となることを発表した。米Deadlineなどが報じている。
『ザ・ハント・フォー・ゴラム』は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに登場するゴラムを主役とする新作で、同役を演じてきたアンディ・サーキスが監督・主演を務める。現時点ではゴラム以外の登場キャラクターやあらすじは明かされていないが、脚本にはオリジナルシリーズを手がけたフラン・ウォルシュ&フィリパ・ボウエンが復帰。アニメーション映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』(2024)のフィービー・ギッティンズ&アーティ・パパジョルジュも参加する。
本作は製作発表時には2026年の公開を目指すと報じられていたが、2027年12月公開目標となったことをサーキス本人が語っていた。後ろ倒しとなっとはいえ、ホリデーシーズンを彩る一作となってくれるに違いない。サーキスはアルフレッド役で続投する『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)の続編『ザ・バットマン2(原題)』が2025年末に撮影開始、2027年10月1日に米国公開予定を控える。
サム・ライミの長編デビュー作にして今もスプラッター・ホラーの草分けとして人気を博す『死霊のはらわた』(1981)シリーズの最新作では、『死霊のはらわた ライジング』(2023)のスマッシュ・ヒットを受け、ニュー・ライン・シネマとソニー・ピクチャーズが共同出資で続編を手がける。主演はスイス出身で新体操選手としても活躍したスハイラ・ヤコブ。『デューン 砂の惑星 PART2』(2024)ではフレメンの戦士シシャクリ役を演じており、ギャスパー・ノエ監督『CLIMAX クライマックス』(2018)にも出演した注目の若手俳優だ。
監督を務めるセヴァスチャン・ヴァニセックと脚本家のフローラン・ベルナールは毒蜘蛛パニック・ホラー『スパイダー 増殖 』(2023)にて注目を集めたコンビ。ヴァニセックは「皆さんが劇場を出るときに、感情的かつ濃密な旅を経てきたかのような身体的な疲れを感じてほしい」と本作への意気込みを語っている。
このほか、ジェイク・ギレンホール主演、M・ナイト・シャマラン監督作の超自然的ロマンティック・スリラーもタイトル『Remain(原題)』として2026年10月23日に世界公開が決定している。
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Source:Deadline,The Hollywood Reporter,Variety