「デアデビル:ボーン・アゲイン」エレクトラ役を噂されたエイザ・ゴンザレスが完全否定 ─ 「困惑している」

Netflixで展開されたマーベル・ドラマ「デアデビル」が、「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題:Daredevil: Born Again)」としてディズニープラスで蘇る。Netflix版に登場したキャラクター、エレクトラ役で出演を囁かれていた模様のエイザ・ゴンザレスが、その噂を完全否定している。
メキシコ出身のエイザは、『アリータ:バトル・エンジェル』(2019)や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)、『ゴジラvsコング』(2021)など大作・話題作への出演が相次ぐ注目のラテン系俳優だ。
米ScreenRantによれば、「ボーン・アゲイン」にエイザがエレクトラ役で出演するのではないかとの噂が、2022年夏頃に浮上。その噂があまりにも広がったためか、ゴンザレスが自身のTwitterにて以下のようなコメントを発信している。
「この際だから言っておきます。というのも、1つ目はこの件に対する憎しみの大きさに困惑しているからです。それから2つ目は、みんなのエネルギーの節約になるような気がするから。私は、『デアデビル』にエレクトラ役でキャスティングされていません。『The Three-Body Problem(原題)』と既に独占契約を結んでいますからね。」
『The Three-Body Problem(原題)』は、中国の長編SF大作小説『三体』をNetflixが実写ドラマ化するシリーズ。どうやら、ゴンザレスはドラマ版『三体』との独占契約により、「ボーン・アゲイン」に参加することは不可能だと強調しているようだ。
また“憎しみの大きさ”とは、Netflix版でエレクトラ役を演じたエロディ・ユンから、ゴンザレスへキャスティングし直されることに異を唱えたファンのボイコットについてだと思われる。もっとも、「ボーン・アゲイン」に関与していないゴンザレスにしてみれば、ネットで拡散した言われのない憶測や噂のせいでネガティブな言葉を投げつけられているわけで、困惑してしまうのも無理はないだろう。
さらにゴンザレスは、「私が自分で把握していない役を演じているとか、盗んでいるという、ネガティブな悪意あるメッセージから解放されて生きていけたらと思います」ともツイート。「自分のキャリアのある時点で、クールなスーパーヒーローを演じられたらいいですね。きっとすごく楽しいだろうし、候補に挙がっているだけでも光栄に思います。その間、私は『デアデビル』を観ながらキャストに愛を送ります」とも続け、心ない一部のファンに攻撃されたにも関わらず、ポジティブで寛大な言葉を発信している。
なお、現時点で「ボーン・アゲイン」に出演が決まっているのは、本家シリーズでデアデビル/マット・マードック役を演じたチャーリー・コックス、キングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオのみ。Netflix版からカムバックするメンバーや新キャストの発表が待たれる。
Source:@Eiza Gonzalez, ScreenRant