ジョセフ・ゴードン=レヴィット、『ブラック・スワン』脚本家の新作ホラー映画に出演へ ─ ダーレン・アロノフスキー監督がプロデュース

『インセプション』(2010)『ダークナイト ライジング』(2012)などのジョセフ・ゴードン=レヴィットが、『ブラック・スワン』(2010)の脚本家が手がける新作ホラー映画『Pendulum(原題)』に主演することがわかった。米Varietyが報じている。
レヴィットが演じるのは、若い夫婦の夫であるパトリック役。ある出来事のトラウマを癒やすため、スピリチュアルな治療を求めて、妻のアビゲイルとニューメキシコへの旅に出る。妻を助けるためなら何でもするつもりのパトリックだったが、アビゲイルが謎めいた指導者のリーダーに魅了されるなか、リーダーへの不信感を募らせていく。夫婦は疑心暗鬼のなか、集団の型破りな精神修養が真の癒しを提供するものなのか、あるいは夫婦を脅かす恐ろしい真実を覆い隠すものなのかを見極めなくてはならず……。
プロデューサーは『ブラック・スワン』や『ザ・ホエール』(2022)などの鬼才監督ダーレン・アロノフスキー。監督・脚本のマーク・ヘイマンは『ブラック・スワン』を執筆したほか、『マザー!』(2017)で製作総指揮を務めるなど、アロノフスキーの長年にわたる協業者として知られる。『ブラック・スワン』や『マザー!』も現実と虚構の境界線が曖昧になっていく作品だったが、アロノフスキーらしい作風はいかに受け継がれるのか。
そのほかプロデューサーには、『X エックス』シリーズのジェイコブ・ジャフケ、『ロングレッグス』(2024)のデイブ・キャプランと、ホラー映画の実績が豊富な面々が集結。撮影は2025年3月にニューメキシコにて開始予定で、2024年11月5日~10日に開催されるアメリカン・フィルム・マーケットにて、ブラック・ベアー・ピクチャーズが世界中のバイヤーに向けてセールスを展開する。
ゴードン=レヴィットは、最近では『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズ最新作『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』(2023)や、Amazonオリジナル映画の犯罪ミステリー『キラーヒート 殺意の交差』など、ジャンルを問わず実力を発揮している。アロノフスキー&ヘイマンとのタッグで新たな一面が見られることに期待したい。
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Source: Variety