「ゲーム・オブ・スローンズ」新ドラマが正式決定 ─ 『ダンクとエッグの物語』に基づく前日譚、ジョージ・R・R・マーティンが脚本執筆

着々と拡大を進める「ゲーム・オブ・スローンズ」ユニバースで、また新たなスピンオフが始動したようだ。ジョージ・R・R・マーティンによる『ダンクとエッグの物語』シリーズを描く前日譚ドラマの制作が、米ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーより正式発表された。
本作は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の時代の90年前を舞台に、のちにサー・ダンカン・ザ・トールと呼ばれることになる“草臥しの騎士”ダンクと、のちにエイゴン・ターガリエン5世として王位につく従者エッグの冒険を描く物語。主人公たちの名前にちなんで、『ダンクとエッグの物語』シリーズと呼ばれている。原作は『草臥しの騎士』『誓約の剣』『謎の騎士』の中編3篇で、いずれも『七王国の騎士』に収録されている。
米Varietyによると、原作者のマーティンは脚本の執筆を手掛ける予定で、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の製作総指揮アイラ・パーカーとともに脚本家・製作総指揮として名を連ねている。また「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」ショーランナーのライアン・コンダル、マーティンの長年のビジネスマネージャーであるヴィンス・ジェラルディスも、製作総指揮として参加する。
「ゲーム・オブ・スローンズ」ユニバースにおいて、本作は「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」に続いて正式決定した2作目のスピンオフとなる。ほかにも、征服王エイゴンを描く前日譚ドラマの企画が初期段階にあり、ジョン・スノウを主人公とした「スノウ(仮題)」も開発中といわれている。
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Source:Variety