サミュエル・L・ジャクソン&レイ・フィッシャーら6名、戯曲『ピアノ・レッスン』映画版で豪華共演 ─ デンゼル・ワシントンら製作

マーベル・シネマティック・ユニバースのニック・フューリー役でお馴染みのサミュエル・L・ジャクソンと、『TENET テネット』(2020)などで知られるジョン・デヴィッド・ワシントン、『ジャスティス・リーグ』(2017)レイ・フィッシャーをはじめとするキャスト6名が、Netflixが製作する名作戯曲の映画版『The Piano Lesson(原題)』で豪華共演を果たすことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
本作は、オーガスト・ウィルソンの名作戯曲「ピアノ・レッスン」の映画化。大恐慌の余波が残る1936年のピッツバーグを舞台に、ドゥーカー・チャールズ一家の生活と、奴隷だった彼らの祖先が彫刻を施した家宝のピアノにまつわる物語が描かれる。
マーベルドラマ「シークレット・インベージョン(原題)」が控えるサミュエルと、『アムステルダム』(2022)で新境地を開拓したジョンのほか、キャストに名を連ねるのは以下の通り。『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』(2021)『Till(原題)』(2022)などに出演しているダニエル・デッドワイラー、『マ・レイニーのブラックボトム』(2020)などのマイケル・ポッツ、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)『イン・ザ・ハイツ』(2020)などで知られるコーリー・ホーキンズ、『ジャスティス・リーグ』でサイボーグ役を演じたレイ・フィッシャー。なおレイは、DC映画での撮影環境を告発して以来の映画出演となる。
監督を務めるのは、ジョンの弟にあたるマルコム・ワシントン。本作で長編映画監督デビューを飾るマルコムは、『マッドバウンド 哀しき友情』(2017)『きみに伝えたいこと』(2021)のヴァージル・ウィリアムズと共同で脚本も兼任する。製作総指揮を務めるのは、ジョン&マルコムの父親である名優デンゼル・ワシントン、デンゼルの娘であるカティア・ワシントン、『マ・レイニーのブラックボトム』のコンスタンザ・ロメロ、『マッドバウンド 哀しき友情』のジェニファー・ロス。監督・脚本・出演・製作でワシントン家の才能が集結することになる。
「ピアノ・レッスン」の映画化は、『マ・レイニーのブラックボトム』やデンゼルが主演した『フェンス』(2016)など、ウィルソンの戯曲で構成された作品群「アメリカン・センチュリー・サイクル」の一つに。サミュエルとジョンは、ブロードウェイで上演された舞台版にも出演し、プレビュー27回と通常公演124回の上演を終え、映画版に臨むことになる。
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Source:Deadline