「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章、やはり衝撃の連続か ─ 「1人、また1人と死を迎える」、ラストは出演者ら涙で拍手

主要な登場人物らが、ことごとく命を落としていく衝撃展開の連続で視聴者の精神と睡眠時間を確実に削り取っていくドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」が、いよいよ次期シーズン8をもって完結する。2011年より開始されたこの壮大なる物語の最終章も、やはり血みどろの展開となるようだ。
イスラエルのINTVカンファレンスでは、放送の米HBOドラマ部門の副代表フランチェスカ・オルシ氏がシーズン8の展開について背筋も凍るような発言を行っている。なんでも、「1人、また1人と死を迎えるのです」というのだ。いつ自分の役が死ぬかもわからない出演者らも、実際に脚本に目を通すまで、そして読み進めている最中でさえ戦々恐々だったろう。

これは、フランチェスカ氏が最終章の脚本の”本読み”を出演者らで行った際のエピソードを語ったときの発言。全ての出演者はこの時はじめて脚本を手にしたと言い、「脚本最後の二言、三言のセリフのころには、涙が流れ始めて。最後には、皆がうつむいてしまって、顔を上げると目に皆の涙が浮かんでいました。それから、拍手が15分も鳴り止みませんでした」と振り返っている。別のインタビューでは、ジョン・スノウ役のキット・ハリントンも脚本を読み終えた後に涙したと証言している。
ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」いよいよ完結となる最終章は、全米では2019年春に放送。全6話編成で、すべてが劇場公開映画並の長編になるという。「1人、また1人と死を迎える」と予告された最終章、もはや「誰が死ぬのか」というよりも「誰が死なないのか」と構えたほうが正しいのかもしれない。この最終章では、フェイクの結末を複数撮影してのリーク対策も話題となっていた。
Source:foxtel