「ゲーム・オブ・スローンズ」新ドラマ、新映像でドラゴン初お披露目 ─ 王家の集結と内乱の予兆も

「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)の前日譚にあたる新ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)」より、新たなティザー予告が米公開となった。ターガリエン家の内乱を描く本シリーズで大活躍するであろうドラゴンも初お披露目となっている。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の物語から約300年前に勃発したターガリエン家の内乱に焦点を当てた物語。原作小説『炎と血』(早川書房)は、ドラゴンを従えてウェスタロスを支配したターガリエン家を綴った年代記として、本家でエミリア・クラークが演じたデナーリス・ターガリエンの三代前の当主による征服から150年間を描いている。
新たに公開された映像は既出の映像と比べ、謎に包まれていたターガリエン一族の人間一人ひとりの姿に焦点が当てられている印象だ。一方で、本シリーズはターガリエン家の治下にあるウェスタロスを舞台にしており、スターク家やバラシオン家といった聞き馴染みのある一族が忠誠を誓うシーンも登場する。
ターガリエン家が滅したきっかけとされる内乱を描く本シリーズでは、映像からすでにその予兆を察することができる。各王家が集まるターガリエン家の広間では、王であるヴィセーリス・ターガリエンの跡継ぎとして、王妃のレイニラ・ターガリエン家が指名されており、皇太子であるデイモン・ターガリエンは神妙な面持ちだ。映像の最後では、デイモンが炎を吐くドラゴンと対峙しているが、いったいその目的とは……?
映像とあわせて、主要キャラクター9名のポスタービジュアルも公開。ターガリエン家に使える王の手であるオットー・ハイタワーやその娘アリセントといったドラマファンには馴染みのない一族も登場し、「ゲーム・オブ・スローンズ」新章の開幕を告げる。なお、本シリーズのシーズン1では、全体で250億円を超える製作費が投じられている。
ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)」は2022年8月21日、米HBO Maxで配信開始。