「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」放送までに第一章を復習すべし ─ 「よく似た場面がたくさん」アリア役女優も撮影前に見直していた

世界的人気シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)が、いよいよ堂々の完結を迎える。最新シーズンにして完結編、「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」が2019年4月15日(月)よりBS10 スターチャンネルにて世界同時放送されるのだ。
最終章の開幕が迫りつつあるなか、アリア・スターク役として作品の主軸を担ってきたメイジー・ウィリアムズが米Entertainment Weeklyに登場。「最終章」には、物語のはじまりとなったシーズン1「第一章 七王国戦記」を思わせる場面が多数登場することを明らかにした。
この記事には、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」のネタバレと捉えうる情報が含まれています。

アリアを「元に戻したかった」
幼いころからアリア役を演じ、過激なアクションや表現にも多数挑んできたメイジーにとって、「ゲーム・オブ・スローンズ」の完結はキャリアのひとつの区切りを意味する。物語面でもメイジーの演技面でも、その原点である「第一章 七王国戦記」は重要なものとなったようだ。
「(最終章の)脚本を読んだあと、シーズン1を見直しました。当時を参照するところがとても多かったからです。(第一章に)よく似たシーンがたくさん登場しますよ。それから私自身、自分の演じてきた物語を思い出したかったんです。アリアを元に戻したい、まだ小さかったころのように、普通の状態にしたいと思いました。」

未見の方のために多くを記すことは避けるが、「ゲーム・オブ・スローンズ」が始まって以来、アリアは壮絶な体験を繰り返し引き受け、そのつど彼女の目的や状態には直接的な影響が生まれていた。第一章の時点では想像もつかない地点まで、アリアは長い旅を続けてきたのだ。
「今回、彼女は二重人格のようなところがあります。家族といたころの感情や思い出、戦いが変えてしまったことへの思いや記憶がどっと蘇ってくるんです。それでも彼女は、まだサーセイ(・ラニスター)を殺そうとしているし、自分のリストを思い出して目的を達そうとしています。つまり、アリアは分裂しているんですよ。家族と一緒だった、純粋で無邪気な自分に戻りたい自分と、まだやるべきことが終わっていないこととの間で。」
ちなみにメイジーによれば、「最終章」では姉であるサンサとアリアの揃い踏みも見どころになりそうだ。「今回はアリアとサンサがチームになりますよ」と話すメイジーは、サンサ役のソフィー・ターナーとの共演を楽しんだよう。「大親友ですから、もう演技する必要はありませんでした」とも述べている。
ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」は、2019年4月15日(月)午前10時より「BS10 スターチャンネル」にて世界同時放送。
「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」公式サイト:https://www.star-ch.jp/gameofthrones/
Source: EW