『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』出演者9名、ジェームズ・ガン監督への支持を表明する公開状を発表【全文和訳あり】

公開状の発表に伴い、ゾーイ以外のメンバーもSNSへの投稿にあたってはそれぞれのコメントを付記している。
デイヴ・バウティスタは「#IStandWithJamesGunn(ジェームズ・ガンを支持します) #RehireJamesGunn(ジェームズ・ガンの再雇用を) #WeAreGroot」、カレン・ギランは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーからのご挨拶です #WeAreGroot」、ヴィン・ディーゼルは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーより…We are Groot!」と記し、同じくショーン・ガンも「#wearegroot」のハッシュタグを付けた。クリス・プラット、マイケル・ルーカー、ポム・クレメンティーフは、それぞれ共通の文言として以下の文章を掲載している。
「私はジェームズ・ガンによる数年前の不適切なツイートを支持しませんが、彼は善良な人間です。個人的に、彼が『Vol.3』の監督に復職するのを見たいと思います。よろしければ、私たち出演者全員の署名した意見書をお読みください。」
このたび発表された公開状の文面には、ガン監督の再雇用をディズニーに強く求めるような内容は直接的に記されていない。ただし出演者のそれぞれは互いの連帯を示しており、その多くはガン監督の再雇用を望む文章をSNSに投稿しているのだ。
ガン監督の解雇を発表した時、こうした状況に発展することをディズニー側は想像していただろうか。再雇用を求める署名運動への参加者は34万人を突破し(7月31日5時現在)、出演者が連名で意見書を発表するという異例の事態にディズニーは反応を示すのか否か。おそらく第一報以来、最も注目すべきはこの次の動きであろう。
なおマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、現在に至るまでコメントなどを一切発表していない。ガン監督と連携してマーベル・シネマティック・ユニバースの今後を計画していたファイギ社長は、今いかなる思いを秘めているのか……。
Sources: Zoe Saldana, Dave Bautista, Karen Gillan, Vin Diesel, Sean Gunn, Chris Pratt, Michael Rooker, Pom Klementieff
写真:ゼータ イメージ