『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』監督、カート・ラッセル扮するイーゴ役は「史上最高のVFX」と豪語
映画雑誌・エンパイアが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の新しい本編写真を公開した。また同誌では、ジェームズ・ガン監督や、イーゴ・ザ・プラネット役のカート・ラッセルがインタビューに答えている。
今回の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で初登場するイーゴ・ザ・プラネットは、クリス・プラット扮するピーター・クィル/スター・ロードの父親だ。その名前の通り「惑星役」ともいわれているが、一体どんな経緯で登場するのか、そしてどんな姿に変貌するのかはわからない。
ジェームズ・ガン監督は、カート・ラッセルの出演が決まっていないうちから、その存在を意識して脚本を執筆したという。製作陣と初めて会った時のことを振り返り、ラッセルはこう話す。
「(会って)15分で、“君たちが僕のところに来た理由がわかった”って言ったんだ。これまでに出た映画で得られた財産が、今回役に立つと思ったんだよ」
しかしイーゴ役は、ラッセルにとって“史上最大”の役だった。彼は「これほどデカい役はやったことがない。こんなに広い可能性をもつ人物を演じたのは初めてさ」と語っているのである。もちろん映画の製作陣にとっても、イーゴというキャラクターを登場させることは大きなチャレンジだったようだ。しかし映画の公開を控えた今、ガン監督はその自信をこう述べている。
「イーゴの星には一兆以上のポリゴン(CGで表面を描く多角形)を使ってるんだ。史上最高のビジュアル・エフェクトだよ。ほかと比べようもない、クールな映像だ」
ちなみに本作のビジュアル・デザインには、3Dフラクタル・アートを数多く手がけるハル・テニー氏が起用されている。イーゴの造形にも、テニー氏のビジュアルが大きく貢献しているようだ。ここではテニー氏の作品を一つご紹介するが、すでに予告編でも、こうしたテイストに近い造形を確認することができるだろう。
思えばマーベル・スタジオは、『ドクター・ストレンジ』で、“トリップ”と形容するほかない映像体験へと観客を誘ってくれた。今回は方向性こそ違えども、きっと新たな映像世界を見せてくれるに違いない。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は2017年5月12日公開。
Source: http://www.empireonline.com/movies/guardians-galaxy-2/guardians-galaxy-vol-2-see-three-exclusive-new-images/