『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』準備快調、絵コンテの山を監督が公開 ─ 「これは脚本の12ページぶん」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』のプリプロダクション(撮影準備)が着々と進行しているようだ。監督・脚本のジェームズ・ガンが、ストーリーボード(絵コンテ)作業の終了を報告した。
ガン監督は現在、DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)スピンオフドラマ「ピースメイカー(原題)」のポストプロダクション(撮影後作業)の真っ只中。並行して『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』も進行しているが、「ここ数日間で、手描きのストーリーボードを山ほど描き終えました」と記している。
Stack of hand drawn storyboards I just finished from the past few days for #GuardiansoftheGalaxyVol3. This represents 12 pages of script & will be the foundation for this section of the film. Designing the film like this is the most important part of my job at this point. pic.twitter.com/AdUWakUr3W
— James Gunn (@JamesGunn) September 12, 2021
ガン監督によると、写真に映っているストーリーボードの山は「脚本の12ページぶんであり、映画のあるセクションの土台となるもの」。前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)の脚本が全139ページだったため、もし本作が同等のボリュームだとすれば、この分量で全体の9%にも満たないことになる。
「このように映画をデザインすることは、現時点では最も大切な仕事」と記したガンは、続く投稿にて、スケッチと説明によるストーリーボードが「自分の映画の聖書」なのだと強調している。「脚本を書く作業は、ときに自分が見ているものを言葉にする作業。こちらのほうが、自分がストーリーをどう見ているかという真実に近いのです(映画はもっと近い)」。監督はすべてのショットをまず手描きで表現するため、最近は少なくとも2,500ショットぶんを描くとのこと。ファンから「夢中で作業するんですか? それとも退屈ですか?」と尋ねられると、「超退屈。映画づくりは楽しいことばかりじゃない」と答えた。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の撮影は2021年11月より開始される予定で、いよいよ約2ヶ月というところまで迫ってきた。映画の公開に先がけては、ディズニープラスオリジナル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』も2022年に配信予定で、両作の撮影は並行して実施される。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』は2023年5月5日に米国公開予定。なお、日本公開は同年4月予定と告知されている。
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