ゲーム『グランツーリスモ』映画化が決定、『第9地区』監督が候補に

世界的人気を誇るカーゲームシリーズ『グランツーリスモ』が、ソニー・ピクチャーズ&プレイステーション・プロダクションズより映画化されることわかった。米Deadlineが報じている。
1997年に記念すべき1作目がリリースされた『グランツーリスモ』。実在する自動車メーカーをはじめ、さまざまなサーキットが登場する作品で、リアルドライビングシミュレーターというジャンルとして確たる地位を築いている。リアルにこだわったグラフィックとサウンド、レースなどを通して味わえる実際に車を運転しているかのような感覚は圧巻そのもの。2022年3月には7年ぶりとなるナンバリングタイトルとして、『グランツーリスモ7』が発売された。
このたびの報道によると、『グランツーリスモ』映画化企画はまだ初期段階とのことだが、早くも監督候補の検討に入っているようだ。そのひとりとして名が挙げられているのが、ニール・ブロムカンプ。世界中の度肝を抜いた映画『第9地区』(2009)をはじめ、『エリジウム』(2013)『チャッピー』(2015)などでおなじみの鬼才監督だ。
またブロムカンプ監督は映画製作のほか、『Off The Grid』というサイバーパンク・バトルロワイヤルゲームも手がけており、活躍の場を広げている。そんな近未来を舞台に革新的な映像表現で世界中の観客を魅了してきたブロムガンプ。本企画に正式起用された場合、『グランツーリスモ』をいかにして映画化するのか、早くも大きな注目が集まっている。
なお、『グランツーリスモ』はドラマ化企画が進行中という噂も浮上していたが、Deadlineによるとこの情報は正確ではないとのことだ。
Source:Deadline