実写版『グランツーリスモ』初映像が公開、レースの迫力に震えろ

人気カー・ゲームシリーズ『グランツーリスモ』ハリウッド実写映画版より、初の映像が公開された。
実話に基づくという本作は、10代のグランツーリスモ・プレイヤーが、そのゲームの腕前で日産主催の大会で優勝し、プロのレーシングカー・ドライバーになるという夢を叶える物語。映像には若きアジア人レーサーの姿も見られる。
映像に登場する人物は、映画『ミッドサマー』(2019)や『ヴォイジャー』(2021)をはじめ、Apple TV+のオリジナルシリーズ「See 〜暗闇の世界〜」(2019-)にも出演している気鋭俳優アーチー・マデクウィ。実在のイギリス人レーサー、ヤン・マーデンボロー役を演じるようだ。
『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでお馴染みのオーランド・ブルームはダニー・ムーアの役名で登場。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」デヴィッド・ハーバーはジャック・ソルターというキャラクターを演じる。
映像では、ゲームさながらのソリッドでスピード感あふれるレースの模様が垣間見られる。画面を振動させるかのようなエンジン音は大迫力で、映画館の大スクリーンで力強い魅力を発揮しそうだ。
PlayStation Productions filmおよびソニー・ピクチャーズのもとで進行中の本作にて監督を務めるのは、『第9地区』(2009)をはじめ、『エリジウム』(2013)『チャッピー』(2015)などを手がけたニール・ブロムカンプ。『アメリカン・スナイパー』(2014)のジェイソン・ホールと『ドリームプラン』(2021)のザック・ベイリンが脚本を担当し、プロデューサーにはホールのほか、『グランツーリスモ』シリーズのゲームクリエイターである山内一典らが名を連ねている。
『グランツーリスモ』実写版映画は、2023年8月11日に米国公開予定。
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