A24『グリーン・ナイト』緑の騎士登場シーンが公開

A24×J・R・R・トールキン×監督・脚本デヴィッド・ロウリーが贈るダーク・ファンタジー『グリーン・ナイト』より、重要シーンである“緑の騎士”初登場場面が公開された。タイトルロールである“緑の騎士”がアーサー王の宮殿に姿を現す様子を捉えた、映画の魔術的な世界観を存分に堪能できるシーンだ。
クリスマスの日、アーサー王の宮殿に円卓の騎士達が揃い宴が催されていた。王の甥でありながらもまだ人々に語れる英雄譚を持たないガウェインも宴に加わっている。この本編映像は、アーサー王が騎士や家族達に向かって“祝福の日”を祝う言葉を語りかけていたところで場の空気が一変する出来事を捉えたもの。宴には参加せず家に残った王の妹であるガウェインの母モーガン・ル・フェイの身に起こる魔術的な出来事と宮殿の様子が交互に映される中、一通の手紙が母の手元から離れた瞬間、何者かが突如宮殿に現れる。騎士達は剣を抜きそれを迎えるが、全身が草木に包まれたようなその異様な風貌にその場の誰もが息を飲まずにはおれない。そして王は、その者“緑の騎士”に静かに手招きをする。

アーサー王にまつわる多くの物語においてはガウェインの叔母の設定であるモーガン・ル・フェイだが、本作では母親に変更。デヴィッド・ロウリー監督はこのキャラクターに強く惹かれたといい、現代に作られるにふさわしい物語にするために、怠惰な息子に試練を与える側面を持たせることになった。
監督はかねてよりロケ撮影に強いこだわりを持つが、この宮殿の内装は防音スタジオの中に建設。監督は「僕らは過去の映画における全ての円卓を確認しましたが、それらは、それぞれがその作品のためにデザインされていて、その映画の美学に沿った独自の形になっています。僕らの円卓には、緑の騎士がアーサー王に近づく必要があり、ガウェインが王室にいる全員の目の前でこの侵入者と戦うスペースが必要だという現実的な要件がありました」と語る。
また、このシーンにはマットペイント(実写のように建物や人物を描き背景に使用する手法)が使用されているという。「弟のベンは画家で、僕の映画のほとんどにコンセプトアーティストとして参加しています。この映画にも彼が手掛けた美術がたくさんあるし、この場面のマットペイントも担当しました。カメラを壁際まで引いて撮影しましたが、このシーンは画角が思ったように広くできなかったんです。そこで、これは伝統的なマットペイントを用いる機会だと思い、絵で描かれた炎の横に、絵で描かれた人物たちを登場させました」と振り返る。
『グリーン・ナイト』は2022年11月25日、公開。
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