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「グリーン・ランタン」ドラマ版は「普通のスーパーヒーロー・ストーリーではない」 ─ 壮大なスケールで新解釈、出演者が予告

グリーン・ランタン
※画像はイメージです Photo by JD Hancock https://www.flickr.com/photos/jdhancock/7921179232/ Remixed by THE RIVER

米HBO Maxにて再映像化される、DCドラマ「グリーン・ランタン(原題:Green Lantern)」は、どうやらファンの予想を上回るスケールになるらしい……? 4代目グリーン・ランタン、ガイ・ガードナー役のフィン・ウィットロックが米Entertainment Weeklyにて語った。

コミック「グリーン・ランタン」は、装着者の“意志”を増強する魔法の指輪・パワーリングの力を得た主人公が、犯罪者との戦いや宇宙の存亡を賭けた激闘に身を投じる物語。ウィットロックはドラマ版について、「物語の広がり方が本当にすごい。とても壮大で、時間と空間を超えて展開しますし、誰にとっても見応えがある」と自信をにじませた。「普通のスーパーヒーロー・ストーリーではありません。すごく楽しい驚きがあると思います」

ドラマ版「グリーン・ランタン」には、初代グリーン・ランタンのアラン・スコット、人間と異星人のハーフであるブリー・ジャルタなど、大勢のグリーン・ランタンが登場。ガイ・ガードナーは「1980年代の超愛国主義を体現する“男らしさの塊”」だが、なぜか愛される存在だと説明されている。ウィットロックいわく、ドラマ版ではガードナーの目立ちたがりな性格と心優しい一面が描かれ、「評価の分かれる人物」になっているということだ。

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「彼(ガードナー)はこの作品で大きな役目を担っています。とても大きな役割があるんです。これまでとは違う、おもしろい形で(物語に)組み込まれていますし、彼の知られざる一面も見ていただけるのではないかと思います。」

ウィットロックはガイ・ガードナーを演じるにあたり、コミックやアニメ、そしてライアン・レイノルズ主演の映画版『グリーン・ランタン』(2011)などで予習を進めているそう。グリーン・ランタンには「一本の映画では描ききれないほどのストーリーがあったのだと思います」と述べ、ドラマ版は「独自の新解釈になるでしょう。[中略]時間をかけて、大スケールでしっかりと描きます。(今までとは)まったく違うものになる」と強調した。

脚本・製作総指揮は『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)のセス・グレアム=スミス。プロデューサーは「ARROW/アロー」(2012-)などのアローバース作品や、同じくDCドラマ「タイタンズ」(2018-)などのグレッグ・バーランティ、同じく「ARROW/アロー」や映画版『グリーン・ランタン』(2011)のマーク・グッゲンハイムが務める。なお、本作はバーランティ史上もっとも高予算のシリーズになるという。

Source: Entertainment Weekly

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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