レディー・ガガ主演「グッチ」映画にアダム・ドライバー、デ・ニーロ&パチーノ、ジャレッド・レトら出演交渉中 ─ リドリー・スコット監督&製作

巨匠リドリー・スコット監督・製作&レディー・ガガ主演、「グッチ」創業者一族の闇を描いた映画『Gucci(原題)』に、『スター・ウォーズ』シリーズのアダム・ドライバー、『アイリッシュマン』(2019)のロバート・デ・ニーロ&アル・パチーノ、『スーサイド・スクワッド』(2016)のジャレッド・レトらが出演交渉中であることがわかった。米Deadlineが報じている。
本作は、世界的ファッションブランド「グッチ」一族の骨肉の争いを物語った著書を原作とするクライム映画。1995年に起きたグッチオ・グッチ氏の孫マウリツィオ・グッチ氏の殺害事件を巡って物語が展開されていく。アカデミー賞主演女優賞ノミネート作『アリー/スター誕生』(2018)以来の映画本格出演となるガガは、マウリツィオ氏の元妻にして、夫の殺害をマフィアに命じた人物パトリツィア・レジアニを演じる。
デ・ニーロやパチーノら錚々たる上述の面々に加えて、『ベン・ハー』(2016)『アイリッシュマン』のジャック・ヒューストンと『テンペスト』(2010)『ミッシング・ガール』(2017)のリーヴ・カーニーも出演交渉に入っているという。マフィアが関与する物語となる本作に、マフィア映画を代表するデ・ニーロやパチーノの参加が決まれば、作品を支える強力な布陣が揃うことになるだろう。『ゲティ家の身代金』(2017)で大富豪一家の子息誘拐事件を描いたスコット監督による、“有名一族”を取り巻く次なる作品としても注目したいところだ。
本企画は、2021年11月24日の米国公開に向けて米MGMの下で進行している。脚本を務めるのは、イタリア人作家ロベルト・ベンティヴェーニャ。製作は、リドリー監督と共に、妻で女優・プロデューサーのジャンニア・スコットが務める。
リドリー・スコット監督の次回作は、マット・デイモン&ベン・アフレック共演の新作『ザ・ラスト・デュエル(原題:The Last Duel)』。同作にはドライバーもメインキャストとして出演しており、現在は新型コロナウイルスの影響を受けて撮影が一時休止中だ。
『Gucci(原題)』は、2021年11月24日米国公開予定。
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Source: Deadline