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実写版『ガンダム』監督、実家から持ってきたガンプラを手にメッセージ「感動に打ち震えている」

https://youtu.be/QQ_0h7naA4g

日本の伝説的シリーズ『機動戦士ガンダム』Netflixで実写映画化する企画で、監督という大役を任されたジョーダン・ヴォート=ロバーツが、ガンダムファンに向けたビデオメッセージ映像を公開している。日本語字幕もついている。こんなにうれしいことはない。

ロバーツがInstagramに書いているところによると、この映像は2ヶ月前に収録されたものだそう。そのため、「この度大変光栄なことに、僕が実写版『機動戦士ガンダム』の監督を務めると発表された」と、4月の就任発表時点の話をしている。「どれ程、感激に打ち震えているか この気持ちを伝えきれません。1人の映画人として、もちろん ファンとしてもね」。

監督は「これなら世界初公開できます」として、少年時代に組み立てた私物のガンプラを披露。日本のオタクカルチャーで育ったことを常々公言している監督が見せてくれたのは、どうやらガンダムナタク、トールギスIII、ガンダム試作1号機 フルバーニアン、そしてサーペント カスタムと推定される。 主に『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』(1997)に登場するものだが、監督はこれらを「90年代半ばに雑誌を見て輸入した」のだそう。パーツの一部が欠けているところもあるが、ロバーツ監督はこれらを実家から持ってきてくれたようだ。「完璧な状態ではないけど まだ残っていたことに驚いたよ」。ちなみに監督の隣で堂々とそびえ立つのはνガンダムだ。

海外のインタビューでは、『機動戦士ガンダム』シリーズについて「オタクカルチャーの『ゴッドファーザー』」と表現していたロバーツ監督。この度の映像では、「これからも最新情報をお届けするのが待ちきれません。そして世界中の人々にお見せできる日が待ち遠しいです」と興奮のコメントを残しているが、これからついに新たな実写版ガンダムのファーストルックや映像が徐々にお披露目になっていくのだろう。監督は「ニュータイプの未来が待っている」とも記している。

脚本を執筆するのは、コミック『Y:THE LAST MAN』(誠文堂新光社)『サーガ』(ShoPro Books)のブライアン・K・ヴォーン。過去には「LOST」(2004-2010)「アンダー・ザ・ドーム」(2013-2015)「マーベル ランナウェイズ」シーズン1(2017)に参加した才能だ。製作総指揮のケール・ボーイターは、『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)『名探偵ピカチュウ』(2019)を手がけ、今後はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるSF大作映画『DUNE/デューン 砂の惑星』を控える。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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