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『メタルギアソリッド』実写映画は「ステルスの静けさ」を重視、「非常にコジマ」と監督

メタルギアソリッド
Photo by TAKK

「スネーク、君の映画の新しい情報が入ったよ」と、オタコンが無線で伝えたかは分からないが、世界的人気ゲームメタルギアソリッド』シリーズ初のハリウッド実写映画化の内容について、監督のジョーダン・​ボート=ロバーツが米Entertainment Weeklyに語っている。要ハサミだ。

小島秀夫による「ステルスゲーム」の代表的シリーズを映画化するこの企画では、主人公のスネーク役に『スター・ウォーズ』ポー・ダメロン役などのオスカー・アイザックが決定している。『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)でポップカルチャー界期待の星となったジョーダン・​ボート=ロバーツはこの度、映画は「非常にコジマで、パンクロックで、ひねりの効いた」ものになると予告している。

目標は「新しいタイプのアクションを創り出すこと。ステルスの静けさに基づき、獣の懐に一歩一歩潜り込んでいきながら、安全な場所から遠ざかってゆく感覚」をスクリーンにもたらすことだと、ロバーツは意気込みを語っている。

『メタルギアソリッド』シリーズといえば、まるで大作映画のような壮大かつ緻密な物語が評判だ。限りなく映画的なゲームであると言えるが、今度はこれを実際に映画にするとなると、創意工夫が求められる。ロバーツは、「ゲームをプレイするという能動的体験」を、いかにして「映画を観るという受動的体験」に翻案するか、という考えに「ずっと取り憑かれている」という。

「それは一対一の翻案ではないんです。だから、ゲームをプレイするときには、自分からどういうものが引き出されているか、どうして自分はこういう感じ方をしているのか、そのゲームがもたらすトーンは何なのか、といったことを、本当に理解する必要があるんです。」

こう語るロバーツは、『メタルギアソリッド』に登場するキャラクターについて「イデオロギーが歩いて話しているようなもの」と、その深奥さを語っている。「彼らは、どうすればこの世界を元通りにできるのかという基本的な問いの、様々な断片や考え方を代弁しているんです。そして、全員が痛みのサイクルに捕らわれている」。

『メタルギアソリッド』の映画化を長年熱望していたというロバーツ監督。「それまでのビデオゲームでは、ボスを倒すことが勝利だと思われていました。“やったぜ!クリアしたぞ!”ってね。でも『メタルギアソリッド』は、この(ボスを倒した)瞬間、憂鬱と後悔に苛まれるんです」。ロバーツがこう語る理由は、『メタルギアソリッド』シリーズのプレイヤーなら頷くはずだ。

ちなみにロバーツ監督が手がける日本のポップカルチャー企画は『メタルギアソリッド』映画だけではない。Netflixと共に『機動戦士ガンダム』実写映画も準備中で、こちらは「オタクカルチャーの『ゴッドファーザー』だ」と表現している。「現代アニメや、僕たちが大好きなジャパニーズものの多くの祖父なんだから」。

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Source:Entertainment Weekly

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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