新バットマン役はアラン・リッチソン?「僕も大ファン」ジェームズ・ガン反応

新DCユニバース(DCU)のバットマン役はまだ発表されておらず、キャスティングの行方に注目が集まっている。そんな中、DCスタジオ代表のジェームズ・ガンが、ファンの間で“次期バットマン候補”として期待されている肉体派俳優アラン・リッチソンにポジティブな反応を見せた。
リッチソンは、ドラマ「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」の主役に抜擢されて人気急上昇中の俳優。過去に「ヤング・スーパーマン」でアクアマン役、「Titans/タイタンズ」でホーク役を演じるなどDC作品とも縁が深い。近年は『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)やガイ・リッチー監督『アンジェントルメン』にも出演し、今後もアクションスターとしての活躍が注目されている。
ポッドキャスト「Happy Sad Confused」に出演したガンは、「バットマンのキャスティングを考えていますか?」という問いに「ノー」と即答。しかし、ファンの間でリッチソンの名前が挙がっていることについては、「僕はアラン・リッチソンの大ファンなんです。俳優としても、人としても。何が起きるかは様子見だね」と答えた。「大ファン」の「大」の部分を強調していることからも、リッチソンに対する好意がうかがえる。
リッチソン自身もバットマンについて「子どもの頃に最初に好きになったキャラクター」だと語っており、「ぜひ演じたい」と意欲を示していた。ガンは“次期ワンダーウーマン候補”としてファンの間で名前が挙がっているアドリア・アルホナについても、以前「素晴らしいワンダーウーマンになるだろうね」と前向きなコメントを残していたが、実現の可能性やいかに。
なお、ガンが統括するDCユニバースのバットマンは、ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-』シリーズとは別の世界観となる。これまでのバットマン像やパティンソン版との差別化を意識しているかという質問には、「もちろん考えることはあります」と回答。「頭の中で思い浮かべる俳優もいるけど、まずは脚本がどう仕上がるかを見てみないと。一番進んでいる作品ではないんです。もっと先に進んでいる作品がいくつもあるから」と現状を説明した。
いずれにせよ、新バットマンの発表はもう少し先になりそうだ。
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Source: Happy Sad Confused