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『スパイダーマン』のネッドも憧れ!アメコミ実写版『椅子の男』3選

2017811日に遂に日本公開された『スパイダーマン:ホームカミング』。ピーター・パーカーのザ・高校生感、爽快すぎるクモ糸アクション、ヴィランの描き方…。最高ポイントは数えきれないほどあるが、そのうちの一つに「登場人物がもれなくイイ味を出していた」ということが挙げられるだろう。特に筆者が心奪われてしまったのはピーターの親友、ネッド。ピーター同様そことなく漂うギーク感、そして学力コンテストに出場するほどの頭の良さというギャップが魅力的だ。

スパイダーマン:ホームカミング
©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.

劇中でネッドは「映画に出てくる、椅子に座りながらヒーローにあれこれ指示を出す“椅子の男”」になりたいと言っていた。そんなネッドに敬意を表し(?)、実写アメコミの世界から椅子の男を3人選出してみたのでご紹介しよう。

注意

この記事は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)、ドラマ『フラッシュ』、『キングスマン』(2015)の内容に触れています。

①『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』:アルフレッド

クラシカルな執事感の強かった歴代アルフレッドに対し、チョイ悪でメカもガンガン使いこなしていたDCユニバース版アルフレッド。

僭越ながら一応説明させていただくと、アルフレッドというのはブルース・ウェインの幼少時からウェイン家に長年仕えてきた執事で、ブルース・ウェインがバットマンということを知っている数少ない人物のうちの一人である。

そんなアルフレッドが椅子の男っぷりを発揮するのは物語の終盤、バットマンがマーサを救出に向かうシーンだ。バットモービルをドローンモードにしてタクシーよろしく目的の場所に横付けしたり、モニターに映し出されたサーモ画像から敵の人数をバットマンに伝えたりする姿に「以心伝心」「ツーと言えばカー」といった言葉が浮かんだ。

アルフレッドが座っていたのは、機能的だがどこかスタイリッシュさも感じさせる椅子。硬そうな素材でできているが、ヘッドレストが付いているため仮眠にもぴったりだ。

②『フラッシュ』:シスコ

© 2017 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.
© 2017 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.

フラッシュと言えば映画『ジャスティス・リーグ』に登場するエズラ・ミラー版が話題だが、ドラマも見逃し厳禁だ。ドラマ『フラッシュ』での見所はなんといっても友情・努力・勝利を地でいく愉快な仲間たちとの掛け合い。中でもまさに「椅子の男」と呼べるのがシスコというキャラクターだ。

このシスコ、上司が爆発事故を起こした後も研究室に残ってくれるような超イイやつという点もそうなのだが、ネッドと重なる点がいくつかある。オタクっぽいが頭がめちゃくちゃいいところ、いざという時に主人公を助けてくれるところ、映画好きなところなどだ。(もっともネッドは『スター・ウォーズ』オタク、シスコは映画全般に詳しいイメージがある)

ドラマでは現場でせっせと悪者退治に励むフラッシュにモニターを見ながら逃げ道を指示する場面もあったから、まさにネッドが思い描くような「椅子の男」と言えるのではないだろうか。

シスコが座っていたのはローバックのいわゆるオフィスチェア。会社が事故を起こしたばかりで金がないのか、おそらく低価格と思われる簡素な作りとなっている。

③『キングスマン』:マーリン

スパイ組織・キングスマンきってのプレイングマネージャーと言えばマーリンだ。はるばる中東へ遠征しハリーやエグジーの父と現場仕事に精を出していたのは若いときだけかと思いきや、クライマックスでもゴツい銃片手に銃を蹴散らしたりと大暴れしていた。

最初こそ研修中の若者に対して「パラシュートが一人だけ開かなかったらどうする?」などとパワハラワードが飛び出していたが、後半では頼れる上司に変身。

「椅子の男」としてもかなり優秀で、物語後半では複数のモニターを使いこなしエグジーとロキシーにそれぞれ的確な指示を出していた。

マーリンが座っていた椅子はどれもフカフカそうで、ソファーを思わせるようなもの。豪華絢爛といった言葉が似合う椅子だった。

 

以上3名の「椅子の男」をご紹介させていただいた。3作品共に続編や次シーズンで引き続き登場予定なので、実写アメコミを見る際には注目してみてはいかがだろうか。 

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まだいEriko

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