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『ゴジラvsコング』海外最速レビュー、怪獣対決に熱狂 ─ 「シリーズ最高傑作」の声、人間パートに懸念も

ゴジラvsコング
© 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

映画ゴジラvsコングの米国公開が2021年3月31日に迫った。本国の批評家やジャーナリストたちは、これを控えて“運命の一戦”をいち早く鑑賞している。

ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)に続く「モンスターバース」の集大成とは? 前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)でモスラ・ラドン・キングギドラと激突したゴジラの次なる戦いとは? そして、劇中では約50年を経て登場するキングコングの成長ぶりとは……?

『ゴジラvsコング』二大怪獣、因縁の決戦

シャノン・マッグルー(批評家)

「『ゴジラvsコング』は、二大怪獣による驚愕のファイトシーンを主とするビジュアル・スペクタクル。ウィンガードの演出スタイルは、カラフルかつ驚きの方法ですべてを見せながら、80年代の“怪獣”をも想起させる。言うまでもなく楽しい映画!

ペリ・ネミロフ(Collider)

「予想通り、そしておそらく本来そうあるべき通り、怪獣の対決こそが『ゴジラvsコング』で最も素晴らしいパート。アダム・ウィンガード(監督)は間違いなく、そういう瞬間を作り出せる眼の持ち主! 人間のキャラクターを組み込むことに成功したとは思わないけれども、一流のアンサンブルが支えになっている。」

ジョン・グェン(Nerd Reactor)

「『ゴジラvsコング』には息を呑む。驚くほどすばらしい、余裕のシリーズ最高傑作。物語の核にはコングがいて、人間の物語が怪獣たちの冒険を補って、かつ輝かせています。アイコニックなモンスター2体の戦いは、それだけでも観る価値がある。」

 

スティーブン・ワインストローブ(Collider)

「『ゴジラvsコング』を2回観ました。人間のシーンは誰もが予想した通り、特に語ることはありません。ゴジラとコングの出番こそ、みなさんがIMAXでこの映画を観る理由になる。それぞれの力が示されるシーンがあるほか、第三幕は最高の出来です。」

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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