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『ゴジラvsコング』米国で興行収入1億ドル突破 ─ 日本上陸目前の快挙

ゴジラvsコング
© 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

映画『ゴジラvsコング』が、アメリカにて興行収入1億ドルの大台をついに突破した

ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がついにクロスオーバーする本作は、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が手がける「モンスターバース」(モンスター・ヴァース)の集大成。2021年3月31日に米国公開を迎え、このたび約3ヶ月越しでの1億ドル達成となった。

発表によると、2021年6月20日(日)の時点で、米国での累計興行収入は1億11万3,000ドル。海外の累計興収は3億4,280万ドルのため、全世界累計興収は4億4,290万ドルとなる。これは前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)の全世界興収記録を超える数字であり、モンスターバースは集大成にして輝かしい記録を打ち立てた。

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『ゴジラvsコング』は米国に先がけて中国など海外各国で公開され、コロナ禍以降の映画業界の記録を塗り替える大ヒットとなっていた。米国でもパンデミック後最高の初動記録を打ち立て、『TENET テネット』(2019)をしのぐ成績を示していた。米国では公開後31日間、HBO Maxで同時配信されていたことを踏まえれば、劇場での鑑賞に大きな注目が集まっていたことがわかるというものだ。なお本作の米国公開後、米国ではワクチン接種が進み、映画館の営業が順次再開され、ようやく映画業界も復活を遂げつつある。夏にかけては話題の大作映画も随時公開される予定だ。

映画『ゴジラvsコング』は2021年7月2日(金)に待望の日本公開を迎える。二大怪獣による世紀の激戦、万全の準備で臨みたい。

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Sources: Warner Bros., Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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