『ゴジラxコング 新たなる帝国』世界興収3億6,000万ドル突破、前作超え迫る ─ アメリカでは『デューン2』抑えて2週連続1位を死守

ゴジラとコングの共闘が見られるモンスター・ヴァース最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』が世界累計興行収入3億6,000万ドルを突破した。『デューン 砂の惑星PRT2』、『カンフー・パンダ4(原題)』に続き、2024年公開映画の興収ランキングで第3位につけている。
米国で公開第2週を迎えた本作は、2週連続で一位の座を獲得。米Varietyによれば、チケット販売数は前週比60%ダウンとなったものの、公開映画館の数を100館以上を増やし、国内だけで3,170万ドルの売り上げを記録した。
全体の売り上げの60%以上を海外が占めており、現時点で2億2,600万ドルを突破。中国、メキシコ、イギリスの順でヒットを記録している。世界興収は3億6,000万ドルを記録し、前作『ゴジラvsコング』(2021)超えまで約1億ドルというところ。上回るのは時間の問題と見られる。
『ゴジラxコング 新たなる帝国』では、新たな脅威“スカーキング”を前に、前作では対峙していたゴジラとコングが奇跡のタッグ。予告編では、二大モンスターが並走している姿が映し出され、話題となっている。
メガホンを取るのは、前作から続投でアダム・ウィンガード。出演者には、アイリーン・アンドリューズ役のレベッカ・ホール、バーニー・ヘイズ役のブライアン・タイリー・ヘンリー、ジア役のカイリー・ホットルが復帰し、新たに『美女と野獣』(2017)のダン・スティーブンス、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のアレックス・ファーンズらが参戦する。
ちなみに現時点で2024年公開の大ヒット映画No.1、No.2を占める『デューン 砂の惑星PRT2』と『カンフー・パンダ4』の世界興収は、それぞれ6億6,000万ドルと4億1,000万ドル。前者については、すでにシリーズ第3作の製作も進行中だ。
映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』は2024年4月26日(金)公開。
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Source:Variety