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『ゴジラxコング 新たなる帝国』は東宝版ゴジラのオマージュネタあり ─ 東宝ファンは「期待して」と監督

ゴジラvsコング
© 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

モンスター・ヴァース最新作、映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』には、怪獣王ゴジラの“元祖”である東宝映画版へのオマージュが仕込まれているらしい。前作『ゴジラvsコング』(2021)から続投するアダム・ウィンガード監督が、英Total Filmにて明かした。

『ゴジラxコング』では、前作での対決を経て、新たな脅威・スカーキングを前にゴジラとコングが共闘。怪獣映画の大ファンを公言するウィンガード監督は、前作でも『キングコング対ゴジラ』(1962)に複数のオマージュを捧げたが、今回も東宝版へのリスペクトを忘れていない。「東宝版のゴジラには、ありとあらゆるトーンや解釈が存在します。僕はそれらすべての大ファンで、特に昭和後期が本当に大好きなんです」と語った。

「(東宝版には)巨大なアイデアがたくさんあり、派手な楽しさがある。『ゴジラvsコング』では、筋金入りのファンのためにイースターエッグ(小ネタ)を盛り込むなど、その壮大な伝統にオマージュを捧げました。まだ何も明かしませんが、この新作にも東宝ファンのためにいろいろ準備しています。期待してください!」

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ウィンガード監督は、前作『ゴジラvsコング』の戦闘シーンで、『キングコング対ゴジラ』より、コングがゴジラの口に木を突っ込む場面を引用。人間がコングを空輸するシーンでは、『キングコング対ゴジラ』でコングが気球で運ばれるシーンを再現した。もっとも後者について、監督は「直接的なオマージュであって、イースターエッグ(小ネタ)とは呼べない」と言っている。おそらくは今回も、相当コアなイースターエッグを準備しているはずだ。

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なお、Total Filmの公式Instagramでは新たな場面写真もいくつか公開されている。

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出演者には、『ゴジラ vs コング』からモナークの人類言語学者アイリーン・アンドリューズ役のレベッカ・ホール、バーニー・ヘイズ役のブライアン・タイリー・ヘンリー、少女ジア役のカイリー・ホットルが続投。新たに『美女と野獣』(2017)のダン・スティーヴンス、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』(2022)のアレックス・ファーンズ、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のファラ・チェンが加わった。

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』は2024年4月26日(金)公開

Source: Total Film

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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