『ゴジラxコング:スーパーノヴァ』スペースゴジラの参戦が判明 ─ 東宝怪獣、令和に蘇る

モンスター・ヴァース最新作、映画『ゴジラxコング:スーパーノヴァ(原題)』に、東宝ゴジラ映画からスペースゴジラが登場する見込みであることがわかった。
このたび西部全米脚本家協会(WGAW)のデータベースにて、本作のワーキングタイトル(内部用仮タイトル)である『ゼウス(Zeus)』の項目に、「原作」として「東宝株式会社が創作・所有するキャラクター、“ゴジラ”および“スペースゴジラ”に基づく」という記述が発覚。これによって、スペースゴジラの登場が非公式発表ながら判明した形だ。

本作は『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)の続編で、副題の「スーパーノヴァ」とは「超新星」の意味。宇宙や天体現象に関連するキーワードとあって、早くからファンの間ではスペースゴジラの参戦を期待する声があった。
スペースゴジラといえば、東宝ゴジラ映画シリーズにおいても屈指の人気を誇る怪獣で、現在もフィギュアや玩具が発売されている。もっとも映画への登場は、初登場作となった『ゴジラvsスペースゴジラ』(1994)のみで、実に33年ぶりのスクリーン復帰となる。
東宝版のスペースゴジラは、宇宙に飛散したゴジラ細胞が結晶生命体を取り込み、超エネルギーを浴びたことで誕生したという設定。高い知能と凶暴性を持ち、ゴジラを倒すため地球に出現した。ただし宇宙怪獣のため、地球上ではエネルギーの消耗が著しく、両肩の結晶体から宇宙エネルギーを吸収しながら戦うことになる。
モンスター・ヴァースに東宝怪獣が参入するのは、『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』(2019)のモスラ・ラドン・キングギドラ、『ゴジラvsコング』(2021)のメカゴジラ以来。果たしてモンスター・ヴァース版のスペースゴジラはどのような設定となるか?
監督は前作のアダム・ウィンガードに代わり、SF映画『アイ・アム・マザー』(2019)の新鋭グラント・スピュートリ。脚本には『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2022)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデイヴ・キャラハムのほか、『アイ・アム・マザー』を執筆したマイケル・ロイド・グリーンが名を連ねている。
出演は『ゴジラxコング 新たなる帝国』で獣医トラッパー役を演じたダン・スティーヴンスのほか、「THE LAST OF US」のケイトリン・デヴァー、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)『オッペンハイマー』(2023)のマシュー・モディーン、『フェラーリ』(2023)のジャック・オコンネル、『罪人たち』(2025)のデルロイ・リンドー、そして『ジュラシック・パーク』シリーズの名優サム・ニール。
映画『ゴジラxコング:スーパーノヴァ(原題:Godzilla x Kong: Supernova)』は2027年3月26日に米国公開予定。
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Source: WGAW






























