Menu
(0)

Search

ルーク役マーク・ハミル、『スター・ウォーズ』再登板にさほど関心なし ― 理由はキャリー・フィッシャーの死去

スター・ウォーズ/フォースの覚醒
写真:ゼータ イメージ

映画『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカー役を演じてきたマーク・ハミルが、今後シリーズ作品への再登板にさほど関心がないことを語った

ABC Newsの取材に家族で応じたマークは、レイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャーとハミル一家がどんな関係にあったのか、2016年12月にキャリーが急逝したことがどんな影響を与えたのかを述べている。そこでマークは、キャリーの死によって『スター・ウォーズ』再登板への関心が失われてしまったことを明らかにしたのだ。

注意

この記事には、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のネタバレが含まれています。

『スター・ウォーズ』再登板、マーク・ハミルはさほど関心なし

インタビューの中で、マークはキャリーの死とともに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)の内容にも触れている。

「(キャリーの死によって)『スター・ウォーズ』を最大限に楽しむことができなくなってしまいました。以前は“(シリーズに)復帰するつもりはありますか?”と聞かれましたが、もうそれほど関心がないんです。ハン・ソロが逝って、ルークも逝ってしまった。キャリーもいなくなって、みなさんの求める再集合はできませんからね。」

またマークは、「もうキャリーがいないことをつらいと思うよりも、むしろ彼女と一緒に過ごせたことを感謝しています」と語っている。マークにとって『スター・ウォーズ』とは、キャリー・フィッシャーやハリソン・フォード、あるいはジョージ・ルーカスがいてこそのものだったのかもしれない。

『エピソード9(仮題)』での新3部作完結を前にして、オリジナル3部作の主要メンバーは、今や(複数の意味で)誰もいなくなってしまった状況だ。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にルークがフォース・ゴーストとして登場する可能性はゼロではないが、以前のインタビューで、マークはこのようにも語っている

「エピソード7で、僕は自分のキャリアで史上最高の登場をやらせてもらいました。そしてエピソード8は素晴らしい退場になった。[中略]ある意味やりきったと思っています。だから、エピソード9で出番がすごく少なかったり、もしくは出てこなかったとしても良いんですよ。」

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日に米国公開予定。
なお、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』MovieNEXは2018年4月25日発売だ。

Source: ABC
写真:ゼータ イメージ

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。