『スター・ウォーズ』マーク・ハミルが「マンダロリアン」を絶賛、「基本に立ち返っている」 ─ ルーク役の再演予定はナシ

『スター・ウォーズ』でマーク・ハミルが演じたルーク・スカイウォーカーの役目は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で幕を下ろした。スカイウォーカー・サーガの物語はこれで完結となったが、『スター・ウォーズ』は今後も新作の映画やドラマを予定している。
もしかして、そこにルークが戻ってくる可能性は…?どうやら、淡い期待はしないほうが良さそうだ。英Entertainment Weeklyにマークは、再演について「それは想像できません」ときっぱり答えた。「私のお別れ、それはエピソード9だったし、ほろ苦いものでした。」
「私や私のキャリアに与えてくれたものには心から感謝していますが、浅ましいことはしたくいない。語るべき物語はもっとあるし、そのための素晴らしい役者たちも沢山いる。彼らに私は必要ないんです」と謙虚に語ったマークだが、同時期には自身のTwitterにも「ルークを演じるのはこれで最後」と宣言しているから、その決意は本心のようだ。
May The 9th Be A Bittersweet Episode- Knowing It Was The Last Time I Would Ever Play Luke#ByeByeSkywalker pic.twitter.com/KjWKVSksLZ
— Mark Hamill (@HamillHimself) 2020年5月9日
そんなマークは、これからは『スター・ウォーズ』ユニバースの拡張を外から見守るOBとなる。初の実写ドラマシリーズとして歓迎と共に迎え入れられた「マンダロリアン」も、しっかり視聴しているようだ。マークの評価は?
「『マンダロリアン』には、ストーリーテリング上の経済的な意味で、素晴らしい利点があると思います。映画みたいに、めちゃくちゃ派手な特殊効果をやらなくちゃいけないという重荷がないでしょ。ジョージ(・ルーカス)が目指していた、宇宙版ウエスタンという基本に立ち戻っている感じですね。セルジオ・レオーネのウエスタンみたいな雰囲気がある。とても感動しました。それに、非常に賢い動きだなと思っています。ずっとトップに挑み続けるなんて無理でしょう。超巨大叙事詩を作り続けなくちゃいけないスーパーヒーロー映画みたいに。『マンダロリアン』の場合は、キャラクターやストーリーにひたすら集中できる。素晴らしいと思います。」
ドラマ『マンダロリアン』を絶賛するレジェンド組はマークだけではない。C-3PO役として全『スター・ウォーズ』映画に出演したアンソニー・ダニエルズはTHE RIVERの独占インタビューで、「素晴らしいですね。圧倒されます。」「際はカウボーイの物語だけど、それを銀河のゴージャスなビジュアルでやっています。もともと『スター・ウォーズ』以前は西部劇が人気でしたよね。発想が天才ですよ」と語っていた。
オリジナルシリーズの先輩らにも祝福されるドラマ「マンダロリアン」は、シーズン2が2020年10月より「Disney+」で配信予定。ボバ・フェットも登場するというから見逃せない。さらに、シーズン3の製作準備も動き出しているという。
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Source:EW