『トップガン・マーヴェリック』ジョン・ハム、マーベル映画に出たくて「なんで僕じゃないの?」

若手俳優からベテラン俳優まで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画への参戦はキャリアを充実させる転機となっている。それゆえに、なかなか自分には声がかからないと歯がゆさを感じるケースがあるようだ。『トップガン・マーヴェリック』のボー・“サイクロン”・シンプソン海軍中将役でお馴染みジョン・ハムが、ScreenRantのインタビューにて本音を率直に明かしている。
TVシリーズ「マッドメン」では長年、広告代理店マンの主人公を演じ、「FARGO/ファーゴ」では保安官役、映画『ベイビー・ドライバー』(2017)では強盗チームの一員と、安定感ある演技で幅広いキャラクターをこなしているハム。声の出演歴も豊富で、アニメシリーズ「Marvel’s M.O.D.O.K.」ではトニー・スタークの声を務めたが、まだ実現していないマーベル実写作品への出演を切望しているのだ。
「分かりません、正直に申し上げて分からないんです。あの会社の秘密の世界で何が行われているのか誰にも分かりません。でも僕はあの世界に大きな感謝の念を抱いているんです。だから報われたら嬉しいんだけどな。なんで僕じゃないの?」
ハムの発言は、マーベル・スタジオによる2026年公開のクロスオーバー超大作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』のキャスト27名がサプライズ発表されたことを受けてのものと思われる。事実、ハムは過去にもドクター・ドゥーム役に関心があるとも言及していたし、『X-MEN』シリーズの映画『ニュー・ミュータント』にミスター・シニスター役で登場予定だったが、出演には至らなかった経緯もある。
原作コミックの大ファンかつ、出演のチャンスがあったにも関わらず、叶わなかったという事実が、「なぜ私じゃないのでしょう?」とハムを渇望させているのだろう。もっとも『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は60人以上のキャラクターが登場するとも言われているので、今後、新キャストが発表される可能性だってあるはずだ。チャニング・テイタムのように、ガンビット役での企画が一度頓挫した結果、『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)で満を持して登場という前例もある。ハムの悲願が達成されたらと祈らずにはいられない。
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Source:ScreenRant,2,Yahoo!