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スター・ウォーズ『ハン・ソロ』最速映像、ドイツにて解禁!「圧倒された」「エピソード8に求めていたもの」

『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の最速映像が、ドイツ・ミュンヘンにて開催された業界関係者向けのイベントで上映されたようだ。
ドイツで脚本家として活動するホルガー・フリック氏が、自身のFacebookにて報告している。

「圧倒された」「昔のスター・ウォーズ」

ホルガー氏が参加したのは、ドイツにて開催された米ディズニーの作品プレゼンテーション・イベントとみられる。そこで上映された『ハン・ソロ』の資料映像について、彼は感想をこのように記したのだった。

「たった今、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の資料映像を観ました。本当に、本当に圧倒されたと言わざるをえません。なんて良いビジュアルなんだ!(ストーリーはまだ明かされていません。)
アルデン・エーレンライクはハン・ソロとして最高だし、ドナルド・グローバーのランド(・カルリジアン)も同じ。エミリア・クラークやウディ・ハレルソンも素晴らしい見た目で、まさしく“昔の”スター・ウォーズの雰囲気でしたよ!
昔からのスター・ウォーズ・ファンがエピソード8(『最後のジェダイ』)に求めていた、“ファンサービス・ムービー”になりうると思います。公式の予告編が楽しみだし、公開まで4ヶ月(!!)しかないなんて!マジかよ!」

『ハン・ソロ』の映像について関係者以外の人物が言及したのは今回が初めて。ホルガー氏のコメントによれば、『アポロ13』(1995)や『ビューティフル・マインド』(2001)を手がけた名匠ロン・ハワード監督は、かつての『スター・ウォーズ』を思わせるビジュアルを本作で作り込んでいるようだ。職人監督としての本領が発揮されているということか……?

本作の映像について、まずはポジティブな感想が到着したことを喜びたい一方で、やや気になるのは、ホルガー氏が使っている「ファンサービス・ムービー」というフレーズだ。
ストーリーも作品の全貌もわかっていない現状では心配するだけ野暮なのだが、一部ファンや批評家の間では『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)は「焼き直し」といわれ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)は「ノスタルジー」といわれていた。懐かしい『スター・ウォーズ』でありながら、しかしオリジナリティあふれる現代の新作映画を、今はただ期待するばかりだ。

なお、ルーカスフィルムは本作『ハン・ソロ』のあらすじを公開したばかり。ついに映像の上映が始まったというわけで、予告編の公開もすぐそこまで迫っているとみられる。

映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は2018年6月29日より全国ロードショー

Source: https://screenrant.com/han-solo-movie-footage-description-reaction/
© Twentieth Century Fox Film Corporation 写真:ゼータ イメージ

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。