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『ハッピー・デス・デイ3』実現を「心から祈っている」と主演俳優 ─ 「監督は全てを考えている」

ハッピー・デス・デイ
(C)Universal Pictures

死のループを描くハイテンション・ホラー『ハッピー・デス・デイ』といえば、ホラー映画ファンのあいだで続編が待たれつづける人気シリーズ。製作陣も第3作の実現を熱望しているが、残念ながら製作決定のニュースはいまだ届いていない。

自分が殺される日を延々と繰り返すハメになる主人公、ツリー・ゲルブマン役を演じたジェシカ・ローテも変わらず続編を希望するひとりだ。米ScreenGeekの取材にて、ローテは「私に言えるのは、クリストファー・ランドン(監督)はすべてを考えているということ。ブラムハウスとユニバーサルが準備をしてくれるのを待つしかありませんが、私は心から実現を祈っています」と話した。

『ハッピー・デス・デイ』シリーズは、2017年に第1作、2019年に続編『ハッピー・デス・デイ 2U』が製作された。第3作が作られていない有力な理由とみられるのが、1作目は全世界興行収入1億2,547万ドルのヒットを記録したのに対し、2作目は6,450万ドルとほぼ半減したこと。監督のランドンによると、3作目は大規模で過去作よりも予算のかかる計画だというから、そのことがハードルになっている可能性は高い。

2023年2月の時点でランドンは3作目の全編をユニバーサルに提案しており、スタジオ側はその内容を気に入っていたという。ランドンいわく、3作目は「過去作と同じ日が舞台にはならないので、今すぐでも撮れるし、2~3年後でもうまくいく」物語だというから、実現の遅れはクリエイティブ面の問題にならなさそうだ。

自身の演じるツリー役に対し、ローテは「3作目にして最終章が与えられるにふさわしい」との愛情を語った。「素晴らしいキャラクターとシリーズに結末を与えるか、もしくは新たな章を始められるように」

Source: ScreenGeek, IndieWire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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