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『ハッピー・デス・デイ3』実現遠のく?クリストファー・ランドン監督、狼スリラー小説を映画化へ

ハッピー・デス・デイ
(C)Universal Pictures

『ハッピー・デス・デイ』シリーズや『ザ・スイッチ』(2020)などで知られるクリストファー・ランドン監督が、米作家チャンドラー・ベイカーによる狼スリラー短編小説『Big Bad(原題)』の実写映画化を手がけることがわかった。米Deadlineが報じている。

本企画は、2023年12月に『スクリーム7(原題)』から降板していたランドン監督の新たな次回作となる見込み。『スクリーム7』では主演を務めていたメリッサ・バレラとジェナ・オルテガの降板が相次ぎ、これに伴い脚本の大幅な見直しが求められることに。かねてより監督に就任していたランドンは『スクリーム7』を「悪夢と化した夢の仕事」と表現しながら、降板への苦い思いをX(旧Twitter)で綴っていた。

そんなランドン監督の新プロジェクトとなる『Big Bad』は、土砂崩れにより森から飢えた狼たちが放たれた夜を舞台に、ある家族が生き残りをかけて団結していく物語。しかし、憤りを感じている主夫のサム、血が騒ぐ感覚を覚える母のレイチェル、そして手に負えない子ども達と、家族はそれぞれが不安要素も抱えていた……。

報道によれば、米Lionsgateが配給権を獲得する見込みで、現在は契約を締結させる最終段階にあるとのこと。原作者であるベイカー自らが脚本を務め、『ダイバージェント』シリーズや『美女と野獣』(2017)のトッド・リーバーマンとランドン監督が製作を務める。

ランドン監督はしばらく本企画に注力していくことになるが、ここで気がかりなのが、かねてより実現が期待されている『ハッピー・デス・デイ』シリーズ第3作。死のループを描く新感覚ホラーとして人気なシリーズで、ランドン監督自身も製作への意欲をたびたび見せていた。直近では2023年2月にも製作の米ユニバーサル・ピクチャーズに期待を寄せるコメントも残していたが、『Big Bad』映画化への参加によりまた一歩実現が遠のくことになりそうだ。

Source:Deadlin, Christopher Landon X

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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