トム・ハーディ、『マッドマックス:フュリオサ』をまだ観ていない ─ 「ジョージが撮るのだから特別な作品であることは間違いない」

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)に主演したトム・ハーディは、若き日のフュリオサを描いた最新作『マッドマックス:フュリオサ』をまだ観ていないようだ。米Varietyにて、未見ながらも率直な期待を語った。
『ヴェノム』シリーズや『ダークナイト ライジング』(2012)『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)など数々の代表作で知られるハーディだが、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はそのフィルモグラフィでも屈指の人気を誇る一作。自ら「最高の経験でした。間違いなく、僕のキャリアで最も重要なもののひとつ」と語るほど思い入れの深いプロジェクトだ。
ハーディが特に熱意をもって語るのは、『マッドマックス』シリーズを生んだ巨匠監督ジョージ・ミラーへの信頼だ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を振り返り、「ジョージ・ミラーは天才だし、クルー全員がすばらしかった。とても多くのことを学びました」と話す。撮影中にフュリオサ役シャーリーズ・セロンとの確執があったことは有名なエピソードだが、それもまた“学び”のひとつだろう(のちにハーディは当時を反省している)。
残念ながら『マッドマックス:フュリオサ』をまだ観られていないというハーディだが、ミラー監督と新たなキャスト&スタッフには前作と同じ信頼感を抱いているようだ。
「『フュリオサ』はジョージ、アニャ(・テイラー=ジョイ)、クリス(・ヘムズワース)にふさわしい大きな成功を収めると思います。僕は『マッドマックス』の大ファンであり、『怒りのデス・ロード』ファンであり、そして『フュリオサ』ファン。まだ映画は観ていませんが、ジョージが撮るのだから特別な作品であることは確かでしょう。」

『マッドマックス:フュリオサ』は、女戦士フュリオサの15年間を少女時代から描き出す物語。いわゆる前日譚映画とあって、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観ていればより楽しめる仕掛けもふんだんに用意されている。
映画『マッドマックス:フュリオサ』は公開中。
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Source: Variety